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カテゴリ:美術館・博物館ざんまいっ!
またもや駆け込みで見て参りました。
日本画の大家、東山魁夷展。 生誕100年ということでちょっと数も多い回顧展だそうです。 本当は仕事が忙しいはずだったのにぃ~www 編集君が体調崩しちゃって、 大変申し訳ないがこれ幸いとばかりに竹橋へ赴いたのであった・・・ (スマヌ...でもアナタも無理矢理でも休んだ方が絶対いいんだってば) しかし、平日の夕方という変な時間帯なのに激混み!!! なんでサラリーマン風、ここにいるんだよっ。 おじーちゃんおばーちゃんはまぁ時間あるからね、いいですよ。 でもサボってんだろーキミたちっ!! で、東山画伯の回顧展に来るとは・・・良い趣味だよ、まったく(涙) でもあまりの混雑ぶりに口先から悪魔が・・・ついつい出る。 アカンわぁ~悪魔出ると自分に呪いかけてんのと一緒よー ま、とにかく。 この美術館は 東山画伯のデカイ絵を少し離れてみようとすると必ず誰かにぶつかりそうになる。 いや、ぶつかる。いやぁ~~ン、もうっ。(ぶんすか) それにしても日本画のミドリとはかくも目に優しいものか。 とにかくミドリの絵に目が行った。 モコモコした山々の茂った様と影。 その繊細なディテールを見る度に心がサワサワと喜んでいる。 ブルーにしてもそうだ。 夜に浮かび上がる満開の桜。 煙るような薄桜色が闇夜に照らされてボワァッとしてるのを見ると、ため息がでる。 そして千葉の自宅の庭の雪の情景にキジバトが止まっている絵。 羽の一枚一枚の柔らかさと雪の中でハトの毛がふくらんでいる感じを見ていると、 キジバトのぬくもりが伝わってきそうだった。 そして一番衝撃だったのは、唐招提寺に納められた襖絵。 《濤声》を見たとき、混雑のイライラがどっかにすっとんだ。 左側に立ち、右から波がザザーーーンと流れて来る様を見ていると、 波音さえも聞こえてきそうで鳥肌がたった。 見たい人は5/18までなのでお早めに! 終了間際なので少し混雑している模様。 チケットはぴあなどで購入した方が並ばなくてすみます。 夜間延長の日は特に。 のちに長野県信濃美術館 東山魁夷館へ巡回だそうです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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