GROOVE'S　ROOM

【中山牝馬Ｓ】
　１着　ウイングレット（１番人気）
逃げ馬の直後２番手からの競馬。最後の直線で逃げるオルレアンをかわし
後続の追撃も振り切り通算４勝目で重賞初制覇。
今後も牝馬限定戦なら好勝負出来そう。

　２着　メイショウオスカル（９番人気）
落馬負傷の後藤騎手からの乗り替わりで江田騎手が騎乗。
逃げ馬だったが３歳秋頃から差しに脚質変更。
今回も中段から差してきてクビ差２着。
ただそれ程凄みは感じない。

　３着　チアフルスマイル（１０番人気）
条件戦からの格上がり。実績から千四ベストに思えたが
メイショウとともに中段から伸びてきて３着。
力をつけてきている。


【クリスタルＣ】
　１着　ディープサマー（２番人気）
デビュー戦でストーミーカフェをぶっちぎった馬。
函館２歳Ｓ２着以降今ひとつ吹っ切れない競馬が続いていたが、
今回会心の逃げ切り勝ち。小野騎手の好騎乗も光った。

　２着　コパノフウジン（１０番人気）
道中は最内の３番手。直線バテたエイシンニュートンをかわし２着。
実績からダートの方がいいと思われるがスピードはある。

　３着　アイルラヴァゲイン（１番人気）
断然の１番人気に推された。やや出遅れ気味のスタート、道中不利もあり
流れに乗れず。最後の直線もごちゃついた中よく伸びてきたが３着まで。
上手く乗れば、力はこのメンバーでは１枚上と感じた。


【フィリーズレビュー】
　１着　ラインクラフト（１番人気）
阪神ＪＦ １番人気に推された馬。今回はトライアルでやや余裕残しの体。
道中は後方から、仕掛けも一瞬遅らせてスパートし大外を一気の末脚で差し切り。
本番桜花賞でも１番人気は確実だろう。
道中やや行きたがったところがあったのでそこをクリア出来れば桜花賞最右翼と思われる。

　２着　デアリングハート（７番人気）
阪神ＪＦ ５着馬。道中は好位４・５番手。直線インから鋭く伸びエアメサイアも
押さえたが、最後の最後惜しくも１着馬に差された。
武幸四郎騎手は好騎乗。
本番チューリップ賞を勝ったエイシンテンダーとお手馬２頭の桜花賞出走権を獲得した。本番はどちらに乗るのか？

　３着　エアメサイア（３番人気）
道中は中段。流れに乗り直線は外に出し上手く乗ったが僅差の３着。
ただ千四は短い感じもある。
今ひとつパンチに欠けるが好位からの競馬も出来るので
多頭数になれば不利を受ける可能性が低い分
本番で大仕事をやってのける可能性はある。
武豊騎手はクイーンＣを勝ったライラプスとどちらを選ぶのか？

　４着　ディアデラノビア（２番人気）
チューリップ賞断然人気７着だったため、権利取りをかけて連闘。
馬体重こそ増減なしだったがパドックではカリカリしていた。（そういう馬なのかもしれないけど）
そのためか白梅賞で見せたほど末脚が斬れずクビ差４着。
ただ上がり３Ｆは最速らしいので一瞬いい脚を使うタイプなのか。
残念ながら桜花賞出走は厳しくなった。
坂のない京都向きなのかも。