あるベース弾きの戯れ言

職業ベーシストとしては、あらゆるジャンルの伴奏を強いられたものの、自発的にはずっとBlues～R&B～Soul～FunkのサイドマンとしてPlayしている。

仕事で始めたラテントリオから得た、メキシコ～南米のトラディッショナルなラテンのレパートリーを生かして、弾き語りをするようになった。

Jazzギターのブロックコードが面白くて練習するうち、スタンダードの弾き語りなども、少しは出来るようになった。

数年前からなぜかウッドベースを手にする仕事が増え、EUB（エレクトリックアップライトベース）まで手に入れてしまった。


自嘲的に「お前は何がやりたいねん、とよく言われる」などと自分で言っていたが、そろそろその答えを出さねばならない時期に来ているのかも知れない。


先日David T Walkerの動画をYouTubeで見て「やっぱこれなんやな」と認識を新たにした。
彼の演奏には全てがあったのだ。

表現者はこうあるべきだと。
リラックス、エモーション、テクニック、グルーヴ、etc.。

超絶技巧は、それが出来る人にお任せして、僕は僕の出来ることをやって行きたい。
極端に腰の重いたちであったが、もういいかげん始めなければ。


と、ご大層に言ったわりには、最初から大きなことは出来ません。
小さなことからコツコツと（笑。


Fellowship of Blues
10/12 at 木屋町Outloop-Way
ダンカン林＋田中晴之
/w 今村源太