あるベース弾きの戯れ言

最近、ことあるごとに頭に浮かぶ2曲がありまして。
どちらも文部省唱歌だったかな。


「おぼろ月夜」

菜の花畑に　入日薄れ
見わたす山の端　霞ふかし
春風そよ吹く　空を見れば
夕月かかりて　匂い淡し


春の宵、暮れてゆく菜の花畑の情景が目に浮かぶようです。


「冬景色」

さ霧消ゆる　港江の
舟に白し　朝の霜
ただ水鳥の　声はして
いまだ醒めず　岸の家


こちらは早朝、小さな港の風景。

どちらも日本の原風景で、それだけか？と聞かれればそれだけなんだけど、そこにある風情や「もののあはれ（＝時どきに接したものを愛おしく思う気持ち）」がこれらの詩の根底に流れています。

「無常」という価値観とも密接な関係がありますが、これ言い出すと本一冊書けそうなので（笑）止めておきます。

「ゆく河の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず」（方丈記）

四季の移り変わりなどもそうですね。
こういった特有のイメージを喚起、共有出来るのが日本人でした。

空を見て、花を見て、美しい、と思える。
川面や海を見て、和やかな気持ちになる。

これらの感性は大事にしていきたいなと思います。



とか言いながら、英語で歌うアメリカンミュージックのライヴ告知はとっても気が引けるのですが（汗。

しかももう開けて今日（爆。


■9/22（水）
■SurfCity

　田中俊二 Dr.Vo.
　ダンカン 林 B.Vo.
　平山　国次 Gt.Vo.
　TURBO Kb.Vo.



オールディーズをメインに、ちょっとR&Bや'70sなどもちりばめて。
４人の男声コーラスもお楽しみ下さい。
アカペラのレパートリーもあります♪


■Blue Eyes
中京区錦小路烏丸西入占出山町320 小島ビル2F
（阪急烏丸・地下鉄四条下車 北へ3分）
075-211-7698
http://www.wm-diners.com/blueeyes.html

■Start: PM8:00～
■Charge: \2,000 (\500 for Drink)

今回初めてお邪魔するライヴハウス"Blue Eyes"。
お昼前から営業されており、フードも充実しているようで、これも楽しみ♪
四条烏丸からすぐの立地なので、どこからも来ていただきやすいと思います。


ぜひぜひお立ち寄り下さい(^^)/！