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●昨日は上顎のフルデンチャ-の完成まで漕ぎ着けましたので、つぎは下顎のAGC Galvanoによる内外冠を装着したコンビネーション・デンチャーを完成させます。
ただ、プロの方にはご理解頂けるかと思いますが、パラレルミリングを行った通常のテレスコープのコンビネーション・デンチャーでさえ様々な因子が重なり、製作はそう簡単ではありません。しかもここでは内冠も外冠もAGC Galvano「99,98%ゴールド」で製作しているため、非常にデリケートです(装着してしまえば強固ですが)。 ●装着時の位置関係を正確に口腔内へ移行するため、パターン・レジンにてトランスファーキャップ(上図左)を製作しAGC Galvano内冠を支台歯へ装着します(上図右)。 ●そうして出来上がり、口腔内へ装着された「AGC Galvanoテレスコープ・セラモメタル・テレスコープコンビネーション・デンチャー」です(下図左右)。「歯牙はすべてセラミック製で変色はありません」、ただし、あくまでもデンチャーですので一定期間を於いたリベース(粘膜にタッチする部分の改善)は行われます。 ●既述しましたように、インプラントはインフォームドコンセント上に構築されたドクターフューと質、そして、患者さん自身のメンテナンスによっては、ほとんど失敗率は無いと言えますが(「インプラントを考えるページ」を参照)、もし万が一失敗に至った場合の補綴(実際に歯を造り、口の中に装着すること)のケースも考慮に入れておくことも重要と思われます。 ★『術式担当、写真提供:Dusseldorf大学病院 、助教授:Oa.Dr.med.dent.G.Diedrichs先生』 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Apr 19, 2005 03:41:41 PM
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