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カテゴリ:海外生活
★ドイツのクリスマスの情景「写真 上」 ●今日はドイツ年を因んで、15年間住んだ「ドイツと言う国」を私なりに連想してみた。そこには中世の町並みとライン川、菩提樹とクリスマスツリー、厳寒にもかかわらずカラっと乾燥して、さほど寒さを感じさせない冬と陽の長い(10時ごろまで明るい)夏のバカンスなどが浮んでくる。 ●そして、日本とは「時の流れ」が明らかに違うように感じる。なぜだろう?当時の西ドイツは資本の蓄積のよる経済的安定の補償が存在したが、東西ドイツの統合とユーロへの変換によってドイツ経済は困窮し、失業者12、5%を出している。失業者12、5%というと家族構成から考えて、X 2、5人としても31、25%だから、全国民の1/3近くが失業の影響を少なからず受けているはずだ。 だが、彼等には「余裕」さえ感じる。人々の暮らしは確かに質素であるし、倹約家が多い。しかし、家やよそ行きには「本当に良いモノ」には惜しみ無くお金を使う。彼等は言う「安物買いをするほど俺は裕福じゃ無いよ」と。 ●まず、1つ考えられることは歴史であろう。成熟した文化のもつ余裕がそこには確実に存在する。日本とは第二次世界大戦をともに戦い、ともに敗北した。ドイツはそのまえの第一次世界大戦でさえ負けている。だが、この余裕は何なんだろう。 ●確かに、日本は100年前まで侍の時代でチョンマゲを結っていた。竜馬が現れなければ、僕らもまだマゲを結っていたかも、、、?!その頃、ドイツは産業革命の遅れを取り戻すために着々と「MADE IN GERMANY」を体系化していたのである。 ★イタリア、エーゲ海へのバカンス ●また、冬の極端に短い日照時間を取り戻すため、常夏の国、イタリアやギリシャへバカンス(年間平均6週間)に出かける。日に焼けた肌は彼等にとっての勲章だ。日本で一ヶ月も有休を取ろうものなら、戻ってきた時には、デスクごと無くなっているか、菊の花が飾ってあるかもしれません。 ● それぞれの国の歴史と風土を鑑みれば、それを肯定も否定もできませんが、「本当に人が暮らす」、と言うことを考えさせられずにいられません。 ★私もたまには下のように海辺に寝そべったり、川でシャケでも釣って暮らしたいなぁ~!?と思い焦がれる時があります!!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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