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カテゴリ:海外留学
さて、次ぎに、「日本とドイツとの教育システムの相違」の中で「歯科技工士マイスター」になるための道を示したいと思います。
前項の続きになりますが、基幹学校に入学すると、自分がなろうとしている職種と今している勉強がどう結びついているかを学びます。学校に専門の相談員が来たて社会にはどのような仕事があり、なろうとしている職種が社会とどのように関わり、なろうとしている職人のビデオを見たり、実地見学をしたりして自分がその職業に適しているかを捜す場所です。 15歳になると就職です。就職といっても個人と企業の契約ではなく、企業と州労働局との契約になります。これはこの期間の就職がまだ勉強の場である事を意味しています。週に1~2回は選んだ職業の職業学校に理論を学びに3年間学びます。学費は企業負担です。そして資格試験に合格すると一人前として扱われ給料も一人前の給料となります。 それから実務を5年間程学んだらマイスターを受ける為の専門学校に入学します。ここでは会社を退職し1年間通います。ここでの生活の保証は国や州から最終給与の約60%が支給されますので安心です。 マイスター試験に合格するとマイスターと言う称号が与えられ押しも押されもしない立派なプロの職人となるのです。 つづく お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Aug 5, 2005 09:29:00 PM
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