★GROSS(ドイツ歯科技工マイスター　大畠一成）のBLOG！！★　 ●歯科界の動向●

◎ドイツの代表的ラボ、「デンタルスタジオ・ロルフ・ヘルマン社(dental studio gmbH rolf herrmann)」への訪問 02：


「デンタルスタジオ・ロルフ・ヘルマン社に導入されているZENO-TEC-CAD／CAM System」

　このヘルマン・ラボでは７人のマイスターが常時就業しており、ドイツ国内の主要大学病院、プライベート診療所等を中心に約６０件のクライアントを中心に補綴を提供している。CAD/CAMに関してはWIELAND社のZENO TECシステム（日本では大信貿易社が輸入元）を導入し、インプラントやコンビネーション・デンチャーなどにおける審美歯科に応用する大きな補綴が多いもこのラボの特徴である(図05&06)。


「ZENO-TEC-CAD／CAM System、ZENO? 4820（CAM）のミリング・ワーキングブース」

　 また、ロルフ・ヘルマン氏は「北ドイツの皇帝」と呼ばれ、筆者の恩師でもある故“グリュンドラー氏”の後継者として、今年で３４回を数えるドイツ語圏で最も古くから続く「サン・モーリッツ歯科国際会議(スイス)」のチェアーマンを務めている。

　◎つづく