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★GROSS(ドイツ歯科技工マイスター 大畠一成)のBLOG!!★  ●歯科界の動向●

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Aug 21, 2007
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 いよいよ第89回全国高等学校野球選手権大会(‘07甲子園)も大詰め、明日は広島の「広陵高校」と佐賀の「佐賀北高校」との決勝戦です。

今年の夏の甲子園では九州勢の活躍に目覚ましいものがありました。私は福岡生まれですが「東福岡高校」は残念ながら、その広島の「広陵高校」に敗退しました。

それに呼応してか、第3回日本歯科技工学会 九州、沖縄支部学術大会が佐賀県にて開催されます。

私も高校球児に圧倒されない講演を行う所存でございますので、皆様こぞってご参加下さい。

 *講演テーマ、抄録は下記のとおりです。
========================================

第3回日本歯科技工学会 九州、沖縄支部学術大会    
                       2007,08,26(日)開催

                      (有)デンタル・ラボア・グロース 渋谷
                       ドイツ歯科技工士マイスター 大畠一成  
 
テーマ(臨床編):
 『包括的歯科臨床の到達点とその将来像』
サブテーマ(応用編):
 「歯科技工所の在り方とその臨床上の優位性」

抄録:
 臨床編:包括的歯科臨床の到達点とその将来像について:
 ☆歯科器材の変革とその影響
  1.金属アレルギーについて
  2.オールセラミックス(ジルコニアを含む)について
  3.CAD/CAM普及に伴う歯科技工の行方

 ☆歯科臨床の実際と歯科補綴物製作の実践的手法
  1.口腔内状態と補綴用模型上におけるその再現性の実際
   (添付内容、印象、形成、マージンetc.) 
  2.歯科補綴物製作における留意点
  ・各種コンビネーション・デンチャー内冠、およびインプラント・
    アバットメントの選択とそのミリング法
  ・各フレーム製作(ガルバーノ、鋳造用合金、オールセラミックス、
    インプラント上部構造etc.)について
  ・咬合状態のチェック法
  ・色調分析?デジタル画像(コンピューター分析)の実践的考察
  ・個性的表現法の実際
  ・形態、表面性状の付与
  ・仕上げとその完成度のチェック法
  
 ☆歯科医師および歯科衛生士とのコーポレーションワーク&メソッド
   1.歯周組織(インプラント、ペリオを含む)における最低限の知識とは?                
   2.所見~パノラマ、デンタル、Simplant、オステル等の解読による補綴の実際
   3.診療~診断用ワックスアップ,初期プロビショナルレストレーションおよび、
    長期プロビショナルレストレーション~最終レストレーションまでの留意点
   4.咬合分析・コンピュータ解析(ディグマ,Zibris,Comdylocomp 等の使用)の応用に
    ついて

 応用編:

 2005年、ドイツ医療保険制度改訂後における歯科市場の現況はEU統合に伴う制度的改革とその医療経済自体の縮小とともに包括した新しい医療制度を模索する時代に陥っている。そして、最終的には補綴物に関する健康保険支給はなくなるであろうと囁かれている中、我が国でも厚生労働省からの「歯科技工所の構造設備基準及び歯科技工所における歯科補綴物等の作成等及び品質管理指針について」の通告により「歯科技工録」,「手順書」の作成が義務付けられるようになります。しかし、そこで良く耳にするのは「時間と手間が掛かり過ぎる。」と言う問題です。

 ドイツでは、1998年、第3次医療保険制度改訂とともに、早々と『チェック・リスト』(「歯科技工録」,「手順書」)の作成が義務づけられました。『チェック・リスト』は歯科医院、歯科技工所、および患者へ配布され保管されます。これにより歯科技工所における補綴物の品質管理、補償、および海外委託防止を指標とした制度的取り組みが成されて来たわけです。また、これに違反するものに対しては350万円という大きな罰金制度も設けられました。当時、ドイツ国内においてもこの制度的義務化に対して、既述の理由で批判論が飛び交った事実があります。ただし、実践的な書き込み時間と手間はそれほど気にならなかったことが記憶を過ります。

 本研修では既述の『歯科技工所における構造設備基準、およびチェック・リスト』の実際を紐解きます。そして、これらの制度による臨床上の大きな優位性について、実際に臨床ケースを提示しながら検証して行きましょう。







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Last updated  Aug 23, 2007 06:42:30 PM
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