メルの避妊手術 ~「ものすごく強い子」
会いに行くたび、1つずつ1つずつ良い兆候を見せてくれたメル。相変わらず貧血状態は続いていましたが、それでも会いに行けば元気に鳴いてくれましたし家のではなく病院のカリカリもよく食べてくれました。そんな状態が続いていた4/18。この日は院長先生から状態についての説明がありました。術後からここまでの検査結果がずらりと並び、データの持つ意味とそこから考えられるメルの状態を先生に1つ1つ丁寧に説明され‥‥あらためてビックリ。 手術日の夕方に行った検査の結果から、腎不全(BUN上昇)・肝不全(GOT・GPT 共に500↑)になっていたと思われるとか 体液のバランスも大きく崩れていたとか 凝固系の検査では、11日の夕方のデータよりも12日のデータの方が悪かったとか。なんだか「聞いてないよ、それ!」な話(肝不全とか、12日の凝固系の検査結果とか)もありましたが‥‥チキンハートで心配性な飼い主(←面会中、寝てしまったメルを見て「あの、具合悪くなっちゃったんじゃないでしょうか!?」とか聞いて「あ、それ眠くなっただけだと思いますよ~」と、にっこり笑顔で言われる始末)に、余計な心配をかけさせないようにという配慮だったのかもしれないなー‥‥と思ったり。‥‥って、少々話がずれました。 えーと、手術後のメルの状態は本当に身体の全てがぐちゃぐちゃになっていたことが分かりましたが、その一方で日を追うごとにメルが少しずつ少しずつ良くなっていっていることも、データと先生の説明からよく分かりました。そんな中、説明の途中で先生が 「DICは、輸血しても輸血しても反応なくてずるずると悪くなって 亡くなっちゃう子が多いんですけど、メルちゃんは治療一つ一つに 非常に素直に反応をしてここまで良くなってくれて、ものすごく 強い子だと思いますよ」と。‥‥うっかり泣きそうになりましたよ‥‥。そして。昨日の凝固系の結果が少し気になる(一度落ち着いていたものが、ふたたび上昇=血が固まりにくくなっていた)ので、そちらの様子も見なければいけませんが一応週末に退院の予定で調整中です‥‥という言葉をいただきました。