ＧＲＩＦＦＩＮの手紙

もう５月も終わり、梅雨に入ろうというこの時期、皆さんはどのようにお過ごしでしょうか？

「映画」――――正直、このキーワードを最近まで避けていました。
決して、嫌いだからという訳ではありません。嫌いだったらここにはいませんから。

以前は友達と一緒にとか、一人でとか、ごく自然に接していたのですよ。避けるようになってしまったのは、彼女と別れてからのことです。（彼女とまで、いかなかったけれど・・・・・・。）

彼女は特に映画好きという訳ではありません。二人で出掛けよう！と心に決めてもどこかに連れて行こうにもわからず、映画を観るのが定番でした。映画を観て食事をしたこともありました。懐かしい思い出です。

忘れもしない「タイタニック」――――これが最後の映画になりました。映画自体は夕方終わったのに・・・・・。彼女は、いそいそと帰路についていました。くしくも、それ以来彼女にお逢いする機会を頂くことは出来ませんでした。

「愛することは出来てもお逢いすろことは出来ない・・・・・・。」　そんな状況でしかありませんでした。悲しい思い出です。

いつしか、悲しい映画ばかりにひかれるようになってしまいました。「レオン」「東京日和」ｅｔｃ……。どんな映画も悲しく感じてしまいました。

状況はそんなに変わっていません。でも、「アメリ」に、みなさんに出会ったことで少しずつ浮上しているような、そんな気がします。

本来、ハッピーエンド好きの私です。だから、どんなお話でも、ハッピーエンド解釈してやるぞ！（笑）