「ときは昔。花の都・京を舞台に華麗にくりひろげられる王朝絵巻。
その中心は・・・・・・。
京の町にこの人あり、という名うてのプレイボーイ・光源氏!
ひょんなことから光源氏のお世話係となった菜の君は、
まだ見ぬ君への想いに憧れる毎日・・・。」
『ラブパック』紹介文より
『ラブパック』は大和和紀(やまと わき)先生の初期の作品です。
あの『はいからさんが通る』や『あさきゆめみし』で有名な漫画家さんと言えば、
知らない方はいらっしゃらないと思います。
オススメの理由は、なんと言っても=読んでて楽しいこと!=
複雑な人間関係もなく、源氏物語をモチーフに『はいからさんが通る』のラブコメ路線の原点を感じさせます。もちろん、ホロリとくる場面も・・・。
この独特のリズム感が、和紀作品の醍醐味だと思います。
子供のころ、一途な恋をしていたあなたなら、気に入ってもらえるかな?
「ねらうは宮廷・・・・・・そして獲物は・・・・・・菜の花 一輪」
『ラブパック』 光源氏のセリフより