加倉井 初子は母と2人暮らしの中学3年生。初子の夢は「玉のこし」にのって、ド貧乏生活からぬけることです。
そこで初子は、名門私立・緑山学園の山荘で行われる"ミス伊豆娘コンテスト"に乗り込みますが・・・!?
『空飛ぶペンギン』作品紹介より
秋里和国先生の作品は、不思議な世界観であふれている。
特に男性諸君には《少女マンガは単なる恋愛モノ》と思われがちだが、そんな枠に囚われない柔軟で現実的、それでいてぶっ飛んだストーリーが魅力的だ。
バイタリティにとんだパワフルな主人公が、掲げた《玉のこし》の野望(?)
ひょんなことから、動きだしたそんな歯車にキチンと《恋》模様をからめて展開させていくあたりは、少女マンガのお約束だが、キャラクターがみんな個性的。
下手すると変態?ともいうべき個性を発揮して、作品を盛りたててくれる。
つい、キャラクターの銘(迷)セリフを実生活でマネしてみたくなったりして、なんだかひとりで盛り上がってしまう!
正直、大人買いして全巻読破してしまいました!
基本、どんな話もHAPPYENDが理想な私なので、どうぞ安心してお読みください。
嘘もつき通せば真になる。by初子ママ