お盆の落とし穴に はまり、ひとりで苦しんでいた。
=こんなはずじゃ なかった!=
危うく往復 夜行高速バスに変更になるところでした。
なんとか、無事 帰りの切符を確保し、旅の準備はほぼ完了した。
~初・夜行高速バスを体験!~
基本、鉄道貴族なので、専用軌道以外は長距離移動手段として活用してこなかった。
しかし、今回は私のミスで夜行高速バスを使うしか、手段がなくなった為、選択を
余儀なくされたのだ。
ここで、今回利用する夜行高速バスについて、確認しておこうと思う。
今回、私たちが利用するバスは、(株)大阪バス ≪東京特急ニュースター号≫だ。
≪快速ムーンライトながら≫の代替交通手段として活用するのであるが、
座席配置は3列がスタンダードだという。
おまけに、まだ夜行バス事業に参入して、日が浅いらしく、バスも新しいらしい。
これは期待できそうだ。
対して…
≪ムーンライトながら≫は夜行列車として<減灯>すらせずにギンギンに明るい車内のまま終点を目指す。2+2の4列シートで古くなった旧特急車両を運用しているのだから、
くたびれていても仕方あるまい。
正直、≪ムーンライトながら≫は青春18きっぷが無くなると同時に臨時枠からも
消え去る運命なのだろう。
しかし、
夜行バスは本来の<夜行>としての機能を発揮し支持されている。
1.きちんと室内を消灯して、目的地に向かう。
2.きちんとシートがリクライニングし、眠り易い環境を提供する。
3.必要に応じて、増便やルート違いの同一目的地便を選択可能。
鉄道も本来は、夜行カテゴリーの列車は減灯して運用するのがスタンダードであった。
最末期の急行 能登(489系)も、減灯して眠り易い環境を整えてくれたものだ。
<夜行バス>は…
競合交通手段としては、鉄道との差別化をはかりたいのだろう。
鉄道が失った<夜行>をグレードアップさせて、現代に繋いでいる。
<夜行>での快適空間は、すでに鉄道のそれを超えているように思う。
(↑寝台列車は特別枠なので比較対象外ね!)
まあ…正直、夜行で眠ろうなんて、鉄道ファンとしては、アウトなんだけどね!
利便性では、高速バスが勝ち。
稀少性では、夜行列車の勝ち。
でも、切符がプラチナ化するほど、快適な列車じゃないんだけどね!
何はともあれ、夜行高速バス・初体験は吉と出るか?凶と出るか?
~全ては相性の問題と思えたり。~