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2013.07.22
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カテゴリ:空想ワールド

米デトロイト市が財政破綻した。

詳しい話はニュース等を参照して欲しいが、不謹慎にも《ロボコップ》を連想してしまったのは私がファンである以上、仕方のないことだ。

私の大好きな《ロボコップ》はポール・バーホーベン監督によって映画化された。
製作総指揮のジョン・デイビソンにより約2年の構想期間を経たのち、
一度はバーホーベン監督にオファーを断られるも、脚本を改定し再びオファー。
オランダ映画界の鬼才でSF愛好家として名高い監督ならではの演出によって、バイオレンスなアクション大作として、完成された。(参考資料 バンダイ『ロボコップ テクニカルフォトファイル』)

構想が1985年(昭和60年)
作品として完成したのが、1987年(昭和62年)
日本では、《仮面ライダーBLACK》が放送された時期と重なる。
ちょうど、音源はアナログからデジタルに変化していった頃だから、世界的に見ても、
まだCG云々の世界では無かったと記憶している。

《ロボコップ》も、ストップモーションアニメを使用し、悪役ロボ(?)ED‐209を演出している。
プロの背景画は、作品中ではであることが分からないし、マーフィーがクラレンス一味によって惨殺されるシーンも、ダミー人形であることが初見では見抜けなかった

おそらく今、見返すとストップモーションアニメは違和感があるが、その時の演出や予算の関係上、やむをえないところだったのだろうと思う。

のちに続編として2,3と映画化されるが、はファンの間では異端児的な扱い。
はエンターテイメントを重視したのか、空を飛ぶところまで行き着いた作品となった。

そんな続編の中でも、一番おすすめなのが、TVシリーズ(第一期・1994年)である。
残念ながら、LD及びビデオCD化されたが、現在入手困難
こんな機会に便乗するわけではではないが、せめてDVD化を期待したいものだ。

この作品の良いところは、映画第1作の世界観継承し、新たな試みを盛り込んでいる点だろう。
簡単に言えば、〈改造人間の悲哀〉ともいうべき点の継承
そう、ロボコップは〈サイボーグ〉である。
基本は人間であるにもかかわらず、オムニ社や外部の人間からはロボットであるかのような扱いを受ける。
映画版では登場しなかったマーフィーの両親が出演するエピソードなどは秀逸で泣かせるお話である。
彼の悲哀に満ちた背中と少ないながらも意味深な言葉に心を打たれた。
詳細な説明は省くが、思わず〈サイボーグ〉という言葉を辞書で引き直してしまった程だ。

悲しみを背負いながらも愛する者を守る孤独なヒーローが大好き!
(完全無欠も良いけれど・・・)
人間臭く弱点もあり、悩みも抱えたヒーローの方が、いざという時、その真価が発揮される。
人間ほど〈未知の力を内包しているものだ〉と確信させられる。
人間は期待値以上の仕事をこなしたり、力を発揮したりするものだ。


~大好きなロボコップよ、永遠に!~






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Last updated  2013.07.22 23:35:40
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