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2013.07.26
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カテゴリ:耳寄り情報
西洋と日本が調和する、歴史的な名園。

今日は、時季外れの旧古河庭園を訪問してみた。
言わずと知れた庭園は、薔薇で有名な都内随一のお散歩所

大正初期の庭園の原型が留められており、平成18年国の名勝として指定された。

ロケ地としても有名だろう、素敵な洋館は、明治から大正にかけて、鹿鳴館ニコライ堂旧岩崎庭園洋館などを手がけた英国人建築家ジョサイア・コンドル氏
日本庭園の作庭者は京都の庭師・植治こと小川 治兵衛氏 (パンフレット要約)


芝生から望む.JPG

さて、実際に訪れた印象としては、駅から離れているということ
JR上中里駅から、徒歩7分
JR駒込駅から、徒歩12分
今回は往路と復路で分けて歩いてみた。

上中里駅から(往路)
駅を降りて右側の坂道を上っていく。結構、急な坂道だ。
平塚神社を右手にとぼとぼと上っていくと、広い通りにぶつかる。
ここは本郷通りだ。
本郷通りを渡り、左に進むと目的地に到着する。

駒込駅へ(復路)
庭園からの帰り道は、こうだ。
まず、庭園を出て右手に進むと横断歩道がある。
あまり意味がないが上り、上部から道を眺めてみる。
本郷通りは庭園に沿って、坂道を下っていくように走っているのが分かる。
ちょっとした急カーブ、ドライバーは注意が必要だ。
だらだらっと坂道を下り、下りきった辺りからなんとなく商店街に突入!
かすかに残るミニアーケード。
かつて賑やかな商店街であった事がわかる。
今度は坂道を上って歩いていくと・・・・!!
餃子専門店、河豚料理店、カレー店。一部はチェーン店だが、八百屋さんや魚屋さん、
お惣菜店も、まだまだ元気な印象だ!
本郷通りから、右に抜ける横道にも商店街があり、
第一印象よりも、庶民的で安心させられた。
(銭湯もありますので、良かったらご利用ください!)
商店街を抜けると、左手に駅が見える。

さて、初訪問となった旧古河庭園
シーズンオフ
なのは分かっていたが、閑散としている印象
なんかとんでもないところに来てしまったのか?
真夏のシーズンオフの名勝は、未知の空間であった。

建物全景.JPG

洋館を背にして、お庭を散歩する。
シーズンオフなので、もちろん可憐な薔薇の花も何もない。
しかし、重厚な石造りの洋館は優雅で、とても100年前の建物には見えないどころか、
綺麗なお嬢様が出てきてもおかしくない程、時代を越えてきた印象を受ける。
とても素敵な造りの洋館だ。

一通り園内を散策する。
鯉の泳ぐ池枯滝灯篭などのある和風庭園
奥のほうにある高台に何やら怪しい雰囲気の石造りの建物 書庫を見つける。
よっぽど大切な物を保管してあったのだろう。窓には鉄格子、床は動物でも飼える
程大きく空間を取った高床式になっていた。

内部事情を知りすぎた女中さんが幽閉されているのではないか?

なんて、三文小説よろしくのくだりしか想像できない貧弱な空想をする私だが、
そんなことを考えているだけでも楽しいのだから、仕方ないではないか。

書庫の鉄格子.JPG

最後に洋館の喫茶室を利用して帰る。
※もし、みなさんが利用するなら、事前往復はがき内部見学を申し込むことを
お奨めする。
残念ながら、内部は完全撮影禁止だ。

喫茶利用で案内されたのは、窓の大きな明るいお部屋だった。
ちょうど、洋風庭園から見て右側のお部屋にあたる。
大きな鏡彫刻の施された大理石暖炉天井に優雅に吊るされたシャンデリア
全て100年前のオリジナルだと給仕の女性が説明してくださった。

右側を仰ぐ.JPG

静寂に包まれた盛夏の午後のひととき
窓から一面の緑の庭園はシーズンオフとはいえ、優雅な時間を提供してくれる。
外観に配慮してか、ダクト式の空調を設置しているので、涼しい空間であることも
ひとこと添えておく。

簡単な説明を聞いたが、長らく荒廃した建物として放置されていた期間があったとのこと。
その後、修復工事がされて、平成元年に工事が完了
現在に至るとのことだ。
中庭から.JPG

貴重な建物と庭園に触れて…
〈少し心が豊かになったように感じたよ!〉とは大袈裟だろうか?
いや、それくらいの価値はあると胸を張ってお奨めしたい庭園である。

最盛期大混雑するので、今回のお話の雰囲気とは異なるかもしれないので、
ゆっくりとした時を楽しみたい方は、ぜひ今の時期をお奨めする。

※洋館の外観と書庫の写真をUPしました!

 






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Last updated  2013.07.30 20:08:27
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