GRIFFINの手紙
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いよいよ、旅行当日となった! 準備はほぼ万全ながら、少々必要なものの買い出しをしているのだから、 100パーセントの準備など、土台無理なのだ。 ちょっと不便なくらいが丁度いいなんて、キザだろうか? そんなこんなで、時間になり待ち合わせ場所に急ぐ。 地元の電車はガラガラで、こんな時間にどこ行くの?っていう感じらしい。 さんざん、待ち合わせ時刻・場所を打ち合わせしたのに、浸透しないのか昼間 同行者から連絡があったりして、ちょっと不安になる。 どうやら、しおりはほとんど機能していないのかもしれない。 同行者と落ち合い、東京駅へ急ぐ。 時間は十分あるのだが、万一の事を考え、バス発車時刻の1時間前には到着していたい と、考えていたからだ。 同行者の一人は東京駅に詳しいらしい。 案内は彼にお任せして、バス停留所に向かう。 八重洲口から出て、大通りを渡り、コンビニで買い出しを済ませる。 便利なコンビニは、深夜族の強い味方だ! 準備万端でしばしバスを待つ。 付近階段を降りると、駅トイレもあり案外便利な場所ではあるが、冷暖房完備の JRバス待合室のような環境はないし、電光掲示板もない。 これは、仕方がないことなのだろうか? 時間になり、バスが到着! ざわざわした雰囲気の中、点呼を取り始める。 マイクや拡声器を使わないのだから、聞き取り難い。とろとろした印象を受ける。 全体に対応が今一歩と言わざるを得ない。 突如、2号車と呼ばれるバスが出現!! こりゃ、どうなっているんだ??? 仲間内で緊張が走る! 確かに、予約したHP以外のサイトでは、2号車の存在が予言されていたが、 予約サイトで確認したところ、当社では確認しておりません。と突っぱねられていた。 私たちの乗るバスは、どっちなんだ? 相変わらず、1号車の点呼は続き、2号車の点呼も始まった! 夜行バスビギナーには、危機的アクシデント発生! 緊張したのも束の間、予約者本人(私です。)の名前を2号車で呼ばれ、 安心の空気に包まれる。予約サイトにはクレームを入れないといけませんね(--〆) 席番号を案内され、各自席につく。 主催者特権ではないが、進行状況を確認したいので、窓側の席を強く要望。 同行者も理解してくれたのか、譲ってくれた。とてもありがたく、感謝している。 バスが走り出すと、シートベルトを締めろだの、到着時間は何時だの説明放送が流れる。 もちろん、指示には従うが、何しろ初・夜行バスだけにまだ緊張状態はほぐれない。 時間になり、車内は消灯される。 空調は、きわめて良好。サスペンションは…ちょっと揺れが大きいように感じた。 残念ながら、車窓を楽しむことが出来ない。ある程度は覚悟していたが、 ここまで暗闇環境にされると… まだ眠くないバスの住人(私)は、どうしていいか戸惑ってしまう。 水筒の水を飲めば、蓋の開閉時にキュッキュ!と響いてしまう。 上記の音もそうだが、せっかく席を窓側にしてもらったのに、 車窓で現在地を確認しようにも、それは迷惑行為になるので、出来ない。 もんもんとした気分の中、時間通り午前2時、途中休憩地に到着! もちろん、バスにもトイレはあるが、休憩がてら降車してみる。 およそ10分の停車だと案内され、バスの写真を撮りトイレ休憩をして戻る。 同行者の1人は完全にお泊りモードでバスから降りないがもう一人は降りて どうやら休憩地は静岡らしいと教えてくれた。情報提供に感謝だ! バスが発車して、なんとなく寝たのか寝ないのかうとうとしながら、 やがて目的地 京都に到着する。 まあまあ、快適な乗り心地だったと思うが… 車窓を確認できない静寂した暗闇空間は正直 私にはまだ荷が重い。 さて、朝食は? 早朝から営業のお店は限定されており、結果としてコンビニで済ます事になった。 予定通りに進んでいると思われたが…。 当初の予定では、 1.そのまま福知山に向かうか? 2.京都で朝食をするか? の二択だったが、 京都での朝食があまりにも早く完了してしまったため、急遽プランを変更する。 京都で待てば、福知山には予定時刻に到着するのだが、待っている場所がない。 当初、京都から山陰本線で福知山に行く予定を乗継ぎの関係で、 時間オーバーながらも、大阪経由の福知山線で福知山に向かうことになった。 大阪駅は改装され、雰囲気は国際空港さながらの高級感漂うターミナルになっていた。 みんなでエスカレーターに、困惑しながら関東圏を出たことをあらためて実感! 時間は掛かったが、目的地福知山に到着する。 まず、メンバーで目的地を再確認する。福知山城だ! やはりバスを使おうか? バス停に確認に行くが、城への到着時間がよく読み取れない。 地元の方と思われる婦人が、もうすぐ来るわ!と言ってくださるが、確信が持てず 一行は徒歩で城を目指すことを選択した。 今、思えばバスを待った方が賢明だったと思うほど、猛暑の中 城へと移動する。 結構な距離に同行者の1人からブーイングを受けながらも、ようやく城へと辿りつく。 正直、こじんまりとした印象の福知山城 入口で入場料¥310払い、展示物の見学をする。 電飾で光ったりするような最新式の展示はなく、正直、物足りない感はあったが、復元であれ、お城のある風景は旅には欠かせない大事なものだと思うので、私は大きな批判はしない。 もちろん、眺望は良好! 夕方にでもなれば、夕日のデートスポットにもなるであろう。 昼食は予定通り、城下の庭・ゆらのガーデンを利用する。 帰りのバスを入口にあった時刻表冊子で確認しながら、お店を選ぶ。 最終的に3択となった。 そば久か鉄板ダイニングめかしえびかカフェ マサグランか? そばは、出雲で食べるから除外。鉄板ダイニングはおいしそうだが…。 結局、軽食でいいんじゃね?との判断で、カフェに入り昼食をすませる。 お店は、程よく涼しくて、軽食には快適な空間だった。 私の食べたサンドウィッチは海老カツサンドだったが、非常に食べやすく 程よく空腹を満たしてくれた。おススメと言って良いだろう。 会計時、バス停の場所を店員さんに尋ねる。 キョトンとした顔で、駐車場のすぐ目の前だと案内してくれた。 本当にあるのだろうか? 正直、不安になりながら進むと、あっけなく見つかる。 公衆トイレに併設されたバス停。手作りのバス停看板が素人っぽさを醸しだしていた。 バスはコミュニティバスとでもいうのだろうか?小型タイプで可愛い感じだった。 福知山駅に到着後、予定通り城崎温泉・浜坂経由で鳥取駅に到着! 予定通りの到着であったが、チェックイン時刻を少し遅めに設定しており、 念のためホテルに確認の電話をして、ホテルに向かう。 鳥取の駅前は、開催中のしゃんしゃん祭りで賑わっていた。 まだ、プレイベントの為、駅前のアーケードでしか開催していないが、 《地元のお友達たちの青春イベント~俺たちの夏2013~》って感じがして、 正直、見物する気にはなれなかった。 地元の方、本当にごめんなさい(/_;) さて、そろそろ夕食をと探すが、なかなか妥当なお店が見つからない。 同行者の1人が薬が切れたと言い、薬局経由で食事処も探すが、見つからない。 駅のお店にしようか?と決めたが、満席。 そして、じゃあ、蕎麦屋でいいかな?とお店に入ろうとするも、閉店されていた。 営業時間は・・・・19:00閉店だった。 まだ、5分くらいあるのに早くないか? 仕方なくもう一度、商店街方面に戻り… 結局天丼屋さん 我天さんで特製天丼をチョイス! ランチメニューであったが、よろしければお作りしますとの配慮。 ボリューム満点の豪華天丼に今回の旅の1日目を大満足で終えたと言って良いだろう。 旅行は翌日へ続く
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