|
テーマ:スイーツ★スイーツ(13281)
カテゴリ:とかち☆スイーツ
今日のスイーツの記事は、六花亭のもなか「ひとつ鍋」です。
左が大福餡、右がこし餡です お鍋の形をしたモナカの中に、餡とぎゅうひが入っています。 伯父が帯広に住んでいたので、よくおみやげにもらった記憶があります。 子供の頃からよく食べていたお菓子でした パッケージには、「開墾のはじめは豚とひとつ鍋」という句があります。 幼かった頃はこれを見てもさっぱり理解できませんでした。 明治時代に、開拓や牧畜などを目的に結成された「晩成社」という会社がありました。 当時オベリベリ(川がいく筋にも分かれているところという意味のアイヌ語) と呼ばれた、現在の帯広へ開拓に入ったのが1883年。 以来、バッタや野ネズミの被害などで開墾は苦難の連続。 その苦難の中で、晩成社の副社長であった依田勉三(よだべんぞう) という人物が詠んだ句だそうです。 当時は食べるものがなくて、豚と一緒にわずかな雑穀で飢えをしのいでいた・・・。 そんな句だと考えられています。 このお菓子のデザインと、ネーミングにそんな深い意味があったのか・・・と。 先人の苦労を思いながら食べる餡のお味は、 普段より格別に味わい深いのでした ↓とかちに歴史あり。今60位くらいです。ポチお願いします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[とかち☆スイーツ] カテゴリの最新記事
|