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2006.07.19
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【本日の試合結果】

J1リーグ第13節(新潟スタジアムビッグスワン)

アルビレックス新潟 2-1 浦和レッズ

【得点者】12分・エジ(新潟)、70分・シルビ(新潟)、85分・山田(浦和)


どうにかこうにか定時で仕事を終わらせてもらい、ビッグスワンへ走る夕暮れ時。
竹尾ICを過ぎ、新幹線のガード下をくぐる坂道を越えると、ビッグスワンが見えてくる。平日ナイター試合に駆けつけるときには必ず目にする風景。やっと日常が戻ってきたんだな、という実感がうれしい。

おにぎりを買って、いつものようにバック2層目アウェー寄りに座ったのは、キックオフ10分前。さすがの浦和サポも平日ナイターに負けたのか、ナビ杯レベルの人数しかいない。それでもSスタンド1層目をほとんど埋め尽くしたあたりはさすがだが、去年の最終節ではビッグスワンの半分近くが赤くなっていたことを思えば、カワイイもんである。

まずは新メンバーお披露目のチアのおねいさん方のダンスを拝見。多少ばらつきがあるのはご愛敬。彼女たちも、これからJリーグとbjリーグで鍛えられて、半年後には見事なダンスを見せてくれるようになるだろう。

選手入場直前、ワタクシの目の斜め下の浦和ゴール裏が、突然威嚇するようにコールを始めた。なるほどねー、こうやって新潟側に「好きにならずにいられない」をまともに歌われることを阻止しようってことですか。毎回手を替え、品を替え、いろいろやってくるねえ。新潟なんてアウトオブ眼中みたいなことを言っていながら、こと応援に関してはナニゲにムキになってる浦和サポがやけにカワイイ。
でも、さすがに平日の夜にわざわざ新潟まで来るツワモノ揃いだけあって、声の迫力は去年の最終節くらいはあった。

携帯で今日の主審がイエモン氏であることを知り、つつがなく試合が進むことを祈りつつ、19時キックオフ。

立ち上がりからいきなり主導権を握ったのは新潟の方。面白いようにパスは回るし、中断前と違うのは、そこからちゃんとフィニッシュまで到達すること。2列目の動きがよく、エジも楽しそうに走り回っているから、なかなか相手に怖さを与える攻撃になっているようなのだ。懸念の守備も、シルビ&テラのダブルボランチとヒロシ&あんにゃのCBコンビが実に安定していて、中央を突破されそうな気配があまりない。浦和のサイド攻撃に思ったより脅威を感じないものだから(アタックしないアレックスなんて怖くないよーだ)、ウメちゃんもヒカルも守りに忙殺されることがほとんどなく、攻撃参加が増えている。
こういう時間帯で点が取れれば楽なんだけどなあ、と思っていたら、エジがゴール前のこぼれダマを蹴り、うまくヒットしなかったと思われるボールは、ゴールポストを内側に跳ね返り、コロコロとゴール右隅に転がり込んだ。エジの豪快な復活ゴール!というようなカッコイイ決まり方ではなかったけれど、ゴールはゴールだ。

このゴールに至るまでの一連の攻撃は、中断期間にさんざんトレーニングしていた形だったはず。ちゃんとその成果が本番で現れるとは、淳さんとしても監督冥利に尽きるってとこだろうな。

新潟が先制となると、浦和は攻撃に転じてくるので逆に怖い。とにかく、前半をリードして終わるのだ。前半の間に追いつかれたりしたら、日本vsブラジルみたいなことになりかねないぞ…と思っていたら、意外と怖いシーンが少ないままに前半終了。

それにしても、今日の浦和は長谷部とポンテとワシントンを欠いた布陣ではあるけれど、顔ぶれだけを見れば、そんなに戦力が落ちるとも思えないのに、ちっとも怖くない。やはり長谷部の穴は大きいのか。ミスは多いし、攻撃の共通イメージができていないんじゃないかと思われるシーンが続出。特に、シーズン当初からウチの浦和サポ専務が「チームにいまひとつフィットしてないんだよなあ」と心配していた小野の不出来が目立つ。なんだか浮いているように見えるのだ。
そして、復活した田中達也と2トップを組む永井も、どこにいるのか分からなくなることが多く、田中達也の孤軍奮闘っぷりばかりが目立つのは、去年のナビ杯と同じである。
いや、復活してくれたのは本当にウレシイよ、タッちゃん。

後半、やはり立ち上がりから攻勢に出たのは新潟。中盤の争いは完全に新潟優勢で、ピッチ上では、新潟のパス回しに翻弄される浦和という、J1昇格以来いまだかつてないシーンが展開されていたのであった。おおお。
そして、後半25分には、シルビのゴールが決まって2-0。エジのゴールといい、シルビのゴールといい、最後の決まり方は決してカッコよくはなかったが、そこに至るまでの攻撃の質のよさが生んだゴールだったと思う。

途中、ついにギドは小野をあきらめたらしく、代わりに出てきたのは相馬。ホレボレするほど選手層が厚くてうらやましいよ。でも、正直なところ、もっと早く相馬を出された方がいやだったけどね。

終盤はさすがに新潟も足がつる選手が続出し(それだけ走っていたということだ)、浦和に押し込まれるシーンが見られるようになり、山田の超絶ミドルで1点を返されたし、主審の笛に不安定さを感じることも増えたものの、全く集中が途切れない守備陣に、これは勝つな、という確信のようなものはあった。5分間の心臓に悪いロスタイムも無事やり過ごし、試合終了。いやー、やっと勝てたよ、浦和にJ1で。リーグ戦で浦和に勝ったのは2000年以来だからね。6年ぶりかあ。長かったなあ。
後で聞くところによると、試合終了後、アルビの中野社長は涙ぐんでいたそうな。これくらいで泣くなよ、と言いたいところだけれど、気持ちは分かる。

ヒーローインタビューは先制ゴールのエジだったのだけれど(攻守に獅子奮迅の活躍であった)、ワタクシ的にはMVPはシルビに差し上げたい気分だ。見事な舵とりっぷりだった。
そして、次点は何と言ってもヒロシ。今までも何度も素晴らしいプレーを見せてもらってきたが、今日は特に凄かった。トップスピードに乗った田中達也に余裕で追いついて、体を前に入れたシーンは、ちょうど目の真下だったこともあって、かなりの感動もの。ちょっとしばらくは、脳内でリプレイしてニヤニヤできそうだ。持ち味のスピードと1対1の強さに磨きがかかってきて、いよいよ「新潟のカンナバーロ」、本格化のときが近づいてきたってとこか。
オールスターでアピールした慎吾も、好調を持続。右に左によく動き、チャンスメークをしていた。後半、カウンターアタックを仕掛けたシーンではゴールを決めたかったけれどね。

他の選手たちも、とにかくよく頑張った。よく走った。今日はまさしく「走り勝ち」だろう。そんな中、貴章がドリブル突破したときは、うわ、ついに貴章のドリブルゴールを目の当たりにできるのか!とワクワクしたのだが、それをお約束のように外す貴章。ヽ(・ω・)/
それでも怒るどころか、思わず笑ってしまったのは、彼の人徳であろうか。いや、ストライカーにそんな人徳はいらん。次こそは決めてくれ、お願いだから。
そして、GKほっかも。たまーにやらかすポカもあるが、それを忘れさせてくれるポジショニングのよさは健在。目指せ「新潟のレーマン」。こりゃー、ノザは相当頑張らないと、ポジション奪回は大変だぞ。2人には今後も、名古屋におけるナラサキと「俺たちの川島」みたいな関係で切磋琢磨していただきたく。


そして何と言っても、今日一番の収穫は、「We are Reds」を聞かずに済んだことである。


浦和戦勝利





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最終更新日  2006.07.20 17:07:32
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