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目覚めて、寝ぼけ眼のまま洗面台に立ち
さて、顔でも洗うかと鏡を覗くと・・ そこにサザエさんがいました。 昨日までは 「ああ・・狩られた小泉潤一郎みたいだな。」 と伸びきった癖毛を見ながら感心していたのですが・・。 何処でどういう寝方をしたのか 自分の頭が三分割の末、小山を形成し 愉快な主婦みたくなってるのを見ると・・ なんだか素で泣けました。 そう言えば、帰郷の直前に切って以来 散髪屋に行っていませんでしたね・・はい。 ↑↑ Before ↑↑ 最近は、デフレ傾向の煽りか、1000円カットのみだとかの コンビニエンスな散髪屋さんが多いようですが・・。 僕は、少々割高でも、髪を洗ってくれて 髭剃って貰えて、マッサージしてくれて・・ といった昔ながらのサービスをしてくれる方が好きなんですよね。 あまり知らない人にカットを頼むのも緊張するので 子供の頃から髪を切り続けてもらっていた散髪屋さんに 行ってみることにしました。 ・・とは言え、最後にお世話になったのは上京前日でしたから 実に七年振り。 その散髪屋さんは、僕の母と同じぐらいのおばちゃんが 一人で営んでいたもので・・ 「はたしてまだ現役なのか?」と電話してみましたが どうやら僕の危惧に終わったようです。 物凄くご無沙汰の僕の声をちゃんと覚えていてくれて 「今日はいつでもいいからおいで~」 ・・とのこと。 はいは~い。伺わせていただきます。 久しぶりにあった床屋のおばちゃんは あの頃と変わらず元気でした。 いらっしゃいませ~と、形式的な挨拶を終えるや否や・・。 「結婚した?」 と、朗らかに詰問してくれました。 残念ながら、と僕が頭を振ると・・ 「まぐろ君は、大らかだからその内、いい人が見つかるわよぅ」 と優しい言葉を掛けてくださいます。 あの・・七年振りに会ったって言うのに 何でいきなり慰められているのでしょう・・僕。 その後も 「あの頃は、丸坊主でランドセル背負って可愛いかったね~」とか 「裾刈りって言葉を覚えて来て、やってくれとせがむから 刈って上げたら、気に入らないと駄々をこねた事もあったのよ」などと おばちゃんに、主導権を持っていかれ放しの僕。 三十にもなって、子供の頃の赤面話を次々と持ち出されるのは とても恥ずかしいもので・・ 終始、尻のむずがゆい思い・・ あ・・尻だなんて。。 少々品がありませんでしたね。 やりなおし。 終始、臀部にえもいわれぬ快感を見出していましたが 何だか懐かしくて嬉しい・・そんな時間を過ごしたまぐろでした。 途中、髪を洗って貰ってる最中に 右目に指を突っ込まれ 「こんな事は、生まれて初めての出来事よ!」 と驚かれましたけど・・まぁ、ご愛嬌ってトコでしょうか? 大丈夫です。僕も生まれて始めての出来事です。 ↓↓ After ↓↓ 「刈り上げずに、このまま短くしてください。」 とお願いしたところ・・。 きっちりセットされ、竹内力の様な男気溢れる髪形にされました。 こういうヘアースタイルは、ああいうキリリとした二枚目がやるから 格好よく見えるわけで・・。 鏡を見ながら、どんどん変貌してゆく自分の姿に 浮かんだ感想は・・ 「誰だ?この総会屋は・・。」 しばらく渡世人のような風貌で生きようと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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