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困りました。
来るべき食糧危機に備えて、堅牢なシェルターに 備蓄してきた食糧が 管轄の防衛庁だか、生活保護団体課の計算ミスで 一定飽和量を遥かに超えてしまったのです。 え?何のことを言ってるのかって? 例えが悪かったかな? では、ココに綾小路君と言う それはそれは端正な顔立ちの少年がいたとしましょう。 彼は昔から、女の子の羨望の眼差しを 一身に受けて育ちました。 彼自身、女の子は嫌いではなかったので 言い寄ってくる娘達を全て受け入れていくうちに ふと気づくと、彼女の数がウン十人に・・。 え?ますます分からなくなった? では・・率直に言いますね。 ふ・・。 ふ・・。 太った。 ・・・のです。 身体に余分な脂肪が、蓄積され続けてやがるのです。 先日、運転免許がらみで、自分の顔を 撮影する機会があったのですが 出来上がってきた写真を見て唖然としました。 ・・なんか、顔、腫れてない? 持ってた原付きの免許(三年前に撮影)と比較しても 明らかに顔面が肥大してやがります。 自宅に帰り、もう何ヶ月もしまったままにしてあった 体重計を引っ張り出すと 恐る恐る乗って我が目を疑いました。 ・・10kg増!! ぐはっ!!(吐血) 考えてみれば至極当然のこと。 新聞屋時代、一日20000歩近くあった運動量が 辞めてしまった事によって激減。 しかも現在は、資格を取るための自宅学習期間なので (この辺の詳しい事情はまた後日) 部屋に篭って延々と勉強中。 更に実家暮らしなため、食生活は良好・・とくれば 肥えない筈がありません。 新聞屋辞めたら、太る太ると言われてはいましたが よもやこれ程とは・・。 ・・と、言うわけで、一念発起いたしました。 題して【まぐろの肉体改造計画】 取り敢えず、絶食して体重を落とすってのは リバウンドの危険性がありますし、貧乏臭いので却下。 摂食カロリーを抑えつつ、有酸素運動を増やし 筋トレで筋肉量を増加させれば、代謝力は自然に高くなるはずです。 ■1日目■ 早朝のウォーキング開始。 理想は、一日10000歩ですけど 万歩計が壊れていたので、正確な数値を導き出すことが出来ません。 まぁ・・二時間も歩けば何とかなるでしょうと 物凄く大雑把にひたすら歩を進めます。 さすがに、四か月分の運動不足が響いていて 一時間歩いた所で、前後不覚に陥りました。 うふふ・・綺麗な蝶々が舞ってるわん♪ しかし、久しぶりの運動と言う事もあって 何だか疲労感が気持ちが良い。 二時間歩き切って、まだ少しばかり余力がありましたので 続けざま筋トレに移行。 ウチには、健康器具など一切ありませんので 全ては己の、身体を使ってのトレーニングです。 腕立て伏せ、20回×5セット。 うぉおぉぉぉ!! Vの字腹筋、20回×5セット。 うりゃあああぁぁ!! 伏臥状態そらし、20回×5セット。 だしゃぁぁあぁあ!! ヒンズースクワット、30回×3セット。 でりゃぁぁああぁ!! はぁはぁはぁ・・。 もともと、体育会系とは程遠い生活を 生まれ落ちて30年間、続けてまいりましたので このあたりで、HPは限りなくエンプティーに近づきました。 今、スライムに遭遇したら 確実に殺される自信があります。 「今日は、この辺で勘弁してやらぁ・・。」 と、有り体の捨て台詞を残し終了。 その後、少し休憩して「体力は回復したな」と思ってたところに 生涯のライバルである友人からボーリングの誘い。 前日に「お前の執念は、そんなものか!?」と こけ降ろされる位、ぼこぼこの大敗を喫しましたので いざリベンジ! ・・と9ゲーム投げ込んだ結果 再び、ぐう音のも出ないくらい負けて 枕を濡らしながら眠りに落ちました。 ■2日目■ 「さて、今日も歩くぞ!!」と意気込みながら 布団から立ち上がった瞬間・・。 ぶつり!! ・・切れた。 僕の身体の中で、決定的な何かが!! 痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛 痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛 痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛 痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛 痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛 痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛痛!! 全身が痛い!! 身体の筋肉という筋肉。筋という筋が痛い!! そのままの姿勢で、布団に倒れこむ肉塊!! 動こうにも、身じろぎするだけで 頭の天辺から、足の先まで走り回る鈍痛。 これが昨日、重度の運動不足の分際で 調子に乗って身体を酷使した結果でしょうか? もはやこの体勢から、動く事も儘なりません。 それでも、朝一番なので、おトイレに行きたくなりましたが 立ち上がる事も出来ず、徐々に近づく臨界。 助けてください。 しかし泣いた所で、誰も助けてはくれず。 ・・このまま動かなければ、大人としての尊厳が ドブに捨てられます。 何とか、腕を伸ばしフローリングの床を掴んでは ずり・・ずり・・と進む牛歩戦術で 這いつくばりながら階段を下って行くその姿は 呪怨の加椰子の様・・。 あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ" 決死の階段下りで 何とか、生涯始まって以来の大失態は免れましたが それでもこの日は、指一本動かせず そのままダウン。 ああ・・昨日消化したカロリーが・・。 こんな事で、この先続けていけるのでしょうか? 甚だ不安でございます。
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