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カテゴリ:ノルウェー生活
この時期に日本に帰ってきているのは、
もちろん気候のいい実家で毎日太陽を浴びて元気になるということもあるけど 「ノルウェーのクリスマスから逃避する」という大事な理由がある。 いや、ノルウェーのクリスマスじゃ、ないなあ、 ノルウェーが悪いんじゃない、 「奴の家族クリスマスから逃避する」が正しい(笑) 数年前に義妹が農場を買って、一人でやっているものだから何処へもいけないので その代わりに家族がみんなでそこに集まり、クリスマスを過ごすというのが、 彼の実家の新しい習慣になった。 まず彼のお母さんがパーフェクトなクリスマスを演出するために 極度の神経質になってしまい、周りの人間がえらい迷惑をするのが一つ。 妹の家は大きいが、古いのでどこでも騒がしい音が聞こえて落ち着けない。 しかも妹の愛すべき動物たち・・・・外の馬糞牛糞のなかで元気に転げまわっている・・ を家に入れるので、 室内どこにいても、どれだけ掃除しても、どこかが汚物で汚れている。 さらに落ち着かない。 彼の家族は声楽をやっていた母親の血筋か声がでかい。 私が耐えられるのは一人までで、二人以上揃われると私の耳は拒否反応を起こしてしまう。 8人もいたらもうアタシは自爆しそうになります。 そして強烈な個性がぶつかりあい、仲よさそうにしていても アタシには見えるのよ、小さな意見の違いで火花がよく散ってるのが。 それも疲れる。 会話についていけず、聞いて理解しようと努力はしても会話に参加できるまでの ノルウェー語力が私にはない。 で、私のために英語にしてもらうと、英語を話さない人たちがハブになるので 私が遠慮してしまう。 それ以前に、この家族は自分が話すことに躍起になって人の話しを聞いてないから 結局聞いていても会話になっていない節がある。 これで会話だと思ってるんだろうか・・・というくらい、 みな自分がどう思うかとか、自分関連の話題しか話さなくて 「こういう話、人が聞いて面白いと思うのかって考えないのかなあ・・・」って 私は思っちゃうのよね。 黙って聞き役に徹して、みんなが笑っているジョークとかが分からなくても我慢して付き合い、楽しそうな顔を続けるのも限界がある。 ・抜け出したくてもど田舎なので逃げ場がない。 ・クリスマスプレゼント、私はこういう形式で(クリスマスだから、しなくてはいけない、みたいなのが嫌なのね)のプレゼントはあげるのも貰うのも嫌い。 だからその場にいないのが一番いい。自分と相手の財布が助かる。 ・アフォ弟と同じテーブルの席に着くなど、まっぴら。同じ家の中で数日過ごすなど耐えられない。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ でもノルウェーにいてたら、行かないわけにはいかないから、 まっとうな理由を使って逃げるのだ。 クリスマスは私には重要でもなんでもないから・・・ (そんなこと言ってるから、いつまで経っても適応できないのかなあ) いや、自分たち主導でやるってなら、クリスマスでも何でも頑張っちゃうかと思うのよ。 いくら彼の家族でも私は巻き込まれるのはたくさん。 彼自身にとっても、しょうがないから行くけど、クリスマスは過度のストレスらしい。 というわけで、私はのびのびと毎日晴天の実家にて そういったストレスに触れることなく 過ごしております。 クリスマスは家で普通の週末になるでしょう。それが一番。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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