この夏の電気は、余裕があったのでは?
夏前にあれだけ大騒ぎとなった、夏の電力。シーズンに入ってみれば、不足という言葉をほとんど聞かない。また危機的状況とも聞かないのは自分だけではないだろう。大飯原発の再稼働が大きかったのだろうか?それも多少はあると思うが、電力会社の数字が信用出来ないというのが、一番ではないだろうか?それ以外の要素として、ギリシャ問題からユーロ不安もあるのではないだろうか?ヨーロッパ市場の落ち込み、それに連動して中国市場も冷え込んでいる。さらに円高で輸出も停滞しているので、企業の生産活動も少なからず落ちている事も有り得なくはない。昨年の東電管内での節電もそうだったが、足りない事は無いはずが足りないと大騒ぎした事と変わらない気がする。真実はどうなのか?確かめようも無いけれど。足りていても、停電をさせるとか姑息な手を使われる可能性だって否めない。結局は原発再稼働をさせたいという思惑しか見えて来ない気がする。