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カテゴリ:エロゲ
全国数人の当ブログ閲覧者の皆さん、おはようございます。 好きな言葉は「自由・平等・博愛」、好きなゲームは「監禁・凌辱・調教」な鳴海です。 え?やだなぁ無論冗談ですよ^^; しかし、最近は監禁とか調教系統のエロゲー少なすぎて萎えまくりですね! そんな世知辛い世相をめった切りにする、鳴海さんのエロゲーレビュー。 実に久しぶりですが、さっそく役に立たない評価をガツンと下していきましょう! ・フォセット(2006.12/21) エロゲーに造詣が浅ければ浅いほど、口を開けば戯画マイン戯画マインと狂ったように喚き散らす、 信者達の支持が最も激しいことで知られる戯画渾身の一作です。 このゲームは昔ヒットした「この青空に約束を」や「パルフェ」などといった 同メーカーの過去作の後日談を描いたファンディスクとなっており、 元来そういったものに手を出さない鳴海さんですが、前述の二作は割と好きなギャルゲーでしので ついつい先日立ち寄った中古ショップで購入に踏み切ってしまいました。 で、まぁ。色々と言いたいことはありますが、まず声を大にして言いたいのは 「クイズ形式はやめろ」ということでしょうか。 本作は最初から全キャラのエピソードを選択できるわけではなく、 該当する前作のクイズをクリアしないと全てのエピソードが見れないという 誰が得するのかまるで理解できない仕上がりとなっています。 あとは絵も凄いですね。 担当は前作と同じ絵師の方と表記されてますが、前作から1年もたってないのに まるで別人のように描き切っている、その手腕には驚きを禁じ得ません。 同様に、話自体も面白いところを見つけるのが至難といえる出来で、ぶっちゃけつまんないです。 「この青空に約束を」は、シナリオ自体はトイレットペーパー並に薄っぺらい紙クズのようなものですが、 あのゲームの真骨頂は見事すぎるテンポの良さで繰り広げるキャラクターの掛け合いと、 余分のない文章から成り立つものでした。 しかしこのゲームではそれが全く見当たらず、 正直いってその辺に転がってる同人誌レベルといってもいいです。 こんな素敵仕様でファンディスクと銘打って金取ってるんですから、 資本主義ってなんて素晴らしいんでしょう。嗚呼美しきわが故郷ニッポンって感じですね。 といったところで、近年稀に見るほどのシットぶりを発揮している本作。 前作購入者で、尚且つ外れクジを引きたくてたまらないという方ならプレイ必須です。 まぁ、何が一番凄いって、このゲームがかの信者空間で平均80点を越えているってところなんですけどね。 この驚きの工作ぶりに、その熱意を現実の女性に対するアプローチで使えば、或いは… などと涙で頬を濡らしてしまう今日この頃です。 ・未来ノスタルジア(2011.09/02) 「まじぷり」「夏色小町」「秋色恋華」などなど、 面白そうに見えるけど中身は微妙な内容のゲームを出すことに定評のある、 今月初頭に輩出ホヤホヤのパープルソフト渾身の新作です。 初対面で銃を突きつけてくる巫女、グズでノロマでカメな頭の足りない幼馴染、 双子の眼鏡とボクっ子、自称時をかける少女など どんな層を狙ったのか皆目見当のつかない設定のヒロインが目白押しです。 正直どいつもこいつも私の嫌悪ゲージにクリティカルヒットしてるのですが、 そんな理由で回避する奴はエロゲーマーの面汚し。ひたすら我慢の一手です。 全く、今年に入って今作ほど忍耐は人類の天敵だと思い知らされたものはありませんね。 挙句の果てに、作中で唯一マトモっぽい幼馴染の一人が攻略対象に入ってないという 致命的なバグをプレイ途中発見したおかげで やる気は開始当初の30%くらいまで右肩下がり一辺倒。 私なら瞬間移動したり、会うたびに銃突き付けてくる物騒な女よりも、 気配りができて料理がうまい娘を選ぶのですが。 つくづくエロゲー主人公の剛胆さには感心してしまいますね。 気になるストーリーは、 未来を変える為にタイムスリップしてきた少女と主人公が邂逅するところから始まります。 あらすじから判る通り、本作は超能力とかいうファッキンなチカラを使える人間が存在する、 ちょっぴりフ・シ・ギ☆な世界観。 この時点でなんとなく察せますが、シナリオはめちゃくちゃ長いです。 スキップを駆使してもHシーンまで持ち込むのにかなりの時間を割くことうけあい。 しかも台詞での掛け合いが圧倒的に多く、序盤からどうでもいい前置きの山あられを堪能できます。 主人公がいちいち受け身なのも気に食わないですね。 女を追って勝手に車に轢かれたり、数年前に毎晩会っていた女を覚えていなかったりと とんだマヌケぶりを炸裂させてくれます。 普通、性格が違うだけで顔も同じで名前も同じ美少女を忘れるわけがないと思うのですが。 まぁ、そんなクズ野郎を数年越しで一途に想い続けているヒロイン陣も 色々とアレなんですけど。 あと、ルートによっては5年後の話とかが明かされるのですが、 そこでは主人公がFateなんとかよろしくエミヤ化してるのが失笑を誘います。 その後、なんだかよくわからないまま息絶える主人公。 物語自体は悲劇的な結末なのですが、 私には抱腹絶倒モノのコントにしか見えませんでした。必見です。 まったく、こんなくだらないテキストをしこしこと読まされる側にもなってほしいものですね。 マジでつまんないシナリオが最大のネックですが、それ以外は特に問題ないので 有限の時間をドブに捨てたい世捨て人にはお薦めですね。 褒めどころといえばグラフィック面ぐらいなもので、中でも塗りに関してはグッジョブです。 キャラクター原画に関しては、正直メインヒロインが ステルラエクエスのピンク髪を色変えただけじゃねえかって感じもしますが、 ことエロゲーに関しては些細すぎる問題ですよね。気にしない、気にしない。 しかし、マジでかなたは不遇でしたね。大事なことなので二回言いますが、 同じ幼馴染なら私は間違いなく何もできないグズでノロマな姫(笑)より、 お人好しで家庭的な幼馴染を取るのですけど。やっぱ世の中金なんですかね。 ・月姫(2000.12/29) 一般社会にイマイチ溶け込んでいない大きなお友達たちが 「これ面白すぎてヤバいっすよ」などとネットで大いに騒ぎまくり、 そんな喧騒を鳴海さんが無視できる筈もなく、ついつい購入してしまったのが10年前。 年月の経過と共に人気が高まり、格ゲーやアニメ化にまで進展した、伝説の同人ゲームです。 なぜいまさら…と思わんでもないですが、まさか昨日やっとクリアしたから、とは恥ずかしくて言えませんね。 物語とシステムは、1996年に発売したLeafの名作「痕」とフルコンパチブルです。 が、そのシナリオの長さと言ったら、中国四千年の歴史を誇る万里の長城なみ。 スキップ機能を駆使しても、一つのルートを読み解くのに四時間以上かかりやがります。 普通なら1、2行で済ませるところを30行近く使ってくどくど表現している独特のこの世界観。 このシナリオ量はマジ狂ってます。 そして、こんな文章量をせこせこ書いたライターの方は絶対に頭がおかしいと再確認しました。 シナリオは簡単。万物の死が見えるとかいう 精神病患者の作文にも出てこなさそうな設定"直死の魔眼"をもった主人公が、 突然の殺人衝動に駆られ、町で見かけた金髪ねーちゃんを自宅までストークの後、 手にしたナイフでバラバラにするところからスタートします。 そんな自分の思いがけない行動に怯える主人公。思いがけない行動というには、 バラバラ殺人はかなりシリアスすぎる事態だと思うのですが、 物語はここから急展開します。 バラバラ殺人を犯してしまった次の日。トボトボと学校へ向かう主人公の前には、 前日自分がバラしてしまった金髪ねーちゃんが! いやーん、これってオカルト? と思いきや、現実は更にオカルトでした。 なんと、そのねーちゃんは不死身の吸血鬼だったのです。 ここで、良識ある人なら「おいおい」と思うのでしょうが、我慢してプレイを続けましょう。 エロゲーとはそういうモノなんですから。 彼女の名はアルクェイド・ブリュンスタッド。真祖と呼ばれる吸血鬼のお姫様です。 性格も、種族名に鬼という文字が入っている割には呑気らしく、 自分をバラした主人公に対する第一声が「反省してる?」でした。 で、もちろん反省してる主人公は、何故かお姫様の吸血鬼狩りに付き合う羽目に。 実際にはやりたくないんでしょうが、なにしろ一回殺しているという後ろめたさのせいか、 完全屈服絶対服従体勢で付き従うことに。 それから主人公は、教会から派遣された吸血鬼狩り部隊のシスターのお尻の穴にネジ込んでみたり、 人間以外の血を受け継ぐ主人公の妹とよからぬことをしてみたり、 特殊能力を持つ一族の末裔の姉妹をまとめてごっちゃんしたりと大活躍。 登場人物に人間以外の方々が多い気もしますが、 まぁ平野耕太ばりの厨二アクションが延々と続くわけです。 この辺に関しては、漫画版やアニメなどがありますので知ってる方は多いでしょう。 万人向けとは言い難いマニアックすぎる物語なので激しく人を選ぶと思いますが、 ハマる人はすげえハマるんじゃないかと。 アニメ絵の女の子の裸よりも、厨二の設定に興奮するんだという ある意味困った性癖を持つマニアちゃんはゲット必須ですね。 また、このメーカーの作品はどれもこれも世界観は繋がっていますので、 一つの作品として楽しめるのも大きな特徴ですよ。 部下からの視線が痛いので今日はここまで。また余裕ができたら適当に更新しますネ☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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