再生した月はどこ？

　静岡の駅から１国を家に向かって走ると一瞬だが姿が見える。

清水の駅から海岸沿いの１４９号線も駅を過ぎしばらく走るとブア～と

目の前に迫って来る。東名高速では富士川SAから富士インター間に

ドでかい（夏場は漆黒の富士が）富士山がフロントグラスいっぱいに

迫って来る。道は右へカーブ富士は左手に行ってしまうのだが

この迫力は毎回息をのんでしまう。　　晴天でなければただ目の前に

曇った空があるだけで富士の存在すら忘れている。

今日は空気が乾燥してだから、チョット車を走らせた。サッタの展望台で

空と海を小さな船が往き来するのを眺めながら富士を撮ろうとした。

電線が多すぎる。入れない様にすると上手く撮れない。

こんな山の中に何で電線がと思ったが送電線の鉄塔は山の上に両足を広げ

建っている訳で、そこから電線で電気が街へと降りて来るのだから

何処へ行っても電線があるわけだ

さて日常に富士山があるこの地に来て

夏場の富士山の薄気味悪い黒い色には恐ろしささえ感じ

ちょとだけ富士山が嫌いになった。

やっと冬場になり雪も少し積もり何だかやさしい色合いになって来て

やぱり富士山が好き