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2009.08.25
カテゴリ：猫
チビコは峠を越えたようですが、原因のほうはまだわかっておりません
獣医さんの説明では レントゲンで胃腸に食べ物はまるで入っていないにもかかわらず 胃から腸にかけて異常に膨らんでいるもしくは腫れている状態だそうです それが異物なのか腫瘍なのかわからない でももし異物である場合、レントゲンを撮る際に流し込んだバリウムが 排出される時に一緒に出てくる可能性もあるということです 昨日の夜の電話では、どうやらそれが流れ出したようで 徐々に元気を取り戻しつつあるという事でした それでも体力がおちているので、点滴をつづけてくださり ２．３日の入院になります チビコが吐き下して２日経って、家庭内ノラのちびこを 捕まえる事が出来ず、便だけをある獣医さんに診てもらいました 虫はいないようだからと、下痢止めを出されたのでしたが 触ることさえ困難なちびこに飲ませるのは到底無理だし なによりも、腸の動きをとめてしまう 下痢止めはだめなんじゃないかと飲ませませんでした 腸に問題があると熱を出すはずですが、熱はなしです ３日目にチビコは自ら水をごくごくと２分くらい飲みました この行動で大丈夫なんじゃないかと思いました ４日目 大丈夫なはずがひきこもって出てきません これは風邪なんかじゃない 鼻も熱もないのに、相変わらず餌はうけつけません 連れて行こうかと思ったのですが ここで最大の難問が・・・ 危機的状況に陥った動物を看てもらえる獣医さんを知らないのです 残念ながら今まで獣医さんの当たりが悪く やっと良いと思った、ワクチン接種でお世話になっている獣医さんには 入院設備がありません そしてちびこ、コウを避妊・去勢してもらい この度、下痢便を診てもらった獣医さんは本当に汚いノラちゃんであろうと わけへだてなく診ていただける良い先生です ただ、申し訳ないのですが 重病の動物をみてもらうのには、これまでの診察から少々の不安があるのです ２件以外にも、どこか探しとかないといけないなと常々いっていたのですが 行ってみない事にはわからないのと、 評判と実際が違った場合も今までから何件もあって どうしてよいか、どこへ連れて行ったらよいか途方に暮れてしまいました そうこうしているうちに、病院が休みに入ってしまい 夜間の救急専門の所も考えましたが、あくまでも応急処置なのは これまでの経験からわかっていたので、休みが明けるのを待ちました 横たわっているチビ子をなでてやると、気持よさそうに目を細めます この光景は・・と考えていたら 体力が落ちて、苦しさもあって、その中でも一瞬の気持ち良さに 目を細めていた、ウシちゃんやサイちゃんの姿でした このままだと死んでしまう・・・ 涙がじわっとだけ出てしまいました チビコ、これはかなり危ないよとつれあいに言いました 病院はいろんな方がここが良いと言っていた病院を浮かべ ２件あるうちの近い方を選びました 朝になって選んだ病院に電話をしました 完全予約制だったので電話で状況を説明したら 焦った声で１０時にきてくださいと言われました そこの先生は大学病院でいろんな症例をみてきたと聞いていて 若くて、びっくりするくらい大声でしたが 説明も明確であんなにきっちりと説明してもらえたのは初めてでした 連れてくるのに１週間近くも経っているのが遅すぎるし これだけ衰弱していると体力ももたなくなって 死亡するかもしれないと言われてしまいました 先生ちょっと怒っていました・・・ 最大限の治療はしますが、それを了承できるか聞かれました 飼い主さんによっては元ノラだから費用がかかるならしなくてもいいと 言う人もいますと 費用の事を言うと実は本当にきびしいのですが できる治療をすべてお願いしました チビコを連れてくる前々日に チビコが歩いて部屋のあちこちにくまなく視線を おくっているのを見ました そして最後に私の顔をじっと見たことが頭に浮かびました 彼女はまだ当然生きたがってるのだと思います 異物であってバリウムで流れてくれたら、開腹手術もせずに済み 一番良いのですが そうなのかどうかはまだ分かりません 彼女には生命力があると思うのです 終わるには早すぎます  が～ posted by (C)ゴリタ お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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