チビコのお医者さんに電話で呼ばれ
経過と説明を聞きに病院へ行きました
結局のところ
胃と腸の間に膨らんでいたものは異物でした
バリウムのウンチの中をさぐってみると
綿なのかよくわからないこんなものが入っていましたと
写真を見せられ「やっぱりな」と思いました
異物かもしれないと言われ、家中の散らかってるおもちゃを
片付けていて、どこを探してもあるネズミのおもちゃが
一つみつからなかったのです
厚みは1センチ程しかありませんが、平たいウサギ毛に顔がちょこっと
ついたネズミです
それにしても割と長さのあるものだし、とてもそれを飲み込むというのは
考えにくかったのですが、厚みがないのが災いしたのか
それで遊んでいて何かの拍子に飲んでしまったみたいです
見せられた写真の毛の色は、まさにそのネズミのおもちゃの色だったし
チビコがもどしている時にも毛玉のようなものを吐いたのも
その色だったのですが、
チビ子自身の毛色にもよく似ていたので
それを見た時点では毛玉による嘔吐なんだと思っておりました
「内臓へのダメージも全くなく、胃腸も普通に動いていて餌も食べられるので
もう大丈夫です」といってもらえ、一番いい方向で退院する事が出来ました
開腹手術などせず、チビコ自身が一番楽な状態で取り除くことが出来て
本当に良かったです
それでは連れてきますといわれ、看護士さんに抱っこされて
チビコが登場しました
「チーちゃん」と声をかけると
「ニャーン、ニャーン」と返事をしました
病院では強制給餌をしていただいていたようで
今後のお薬をドロドロの餌と注射器のようなもので吸い上げ
こうやって餌をあげてくださいとお手本を見せられました
最初に連れていった時点で人に慣れないチビコは弱っているにもかかわらず
大暴れして、革手袋をしてる先生に噛みつき
革を突き破って先生に怪我をさせるほど威嚇していたのですが
診察台の上のチビコは、エリザベスカラーをしているとはいうものの
気持ち悪いほどおとなしく、餌を口に入れてもらって食べておりました
「最初はひどく警戒したけど、悪い事されてるんじゃないっていうのは
この子自身がわかってくれて、おとなしくやらせてくれるんですよ」と
先生は言ってました
看護士さんに素手でだっこされてきたのも、先生から餌をもらっているのを
見るのも、ものすごい驚きでした
偉いもんです、1年以上一緒に住んでいる飼い主を超えた関係になっていました
家に連れて帰ってきて、弱っているのでケージに入れる事にしました
そしてケージにいれると、なに?なんだかぷぅ~んと匂います
なんとちびこ、キャリーバッグの中でおしっこを漏らしていたのでした
とりあえずかごのベッドに入ってもらいました
退院直後 posted by (C)ゴリタ
おしっこで濡れてしまった体をペロペロなめてくれたのですが
しばらくたって見ると
しっぽのあたりがただれるほど毛が抜けて禿げてしまい
必要以上になめてしまいました
あまりにもえぐいので写真はとったけど、のせるのはやめときます
なんで失禁したんだろうと思ったんですが
どうやら、みんなの事を微妙に忘れてるみたいなんです
そして家の猫達の様子もおかしくなっています
匂いが違うのか威嚇しまくりです
サイなんて完全に忘れているようで、こわごわチビ子を匂いに来ます
シロもあんまり鳴かないのに、ずーっと鳴いていて威嚇します
グレも少し威嚇しますがみんなほどではありません
匂いのことはわからないんですが、それくらいで
あんなふうになるんだなって不思議な気分になります
退院した日はお医者で餌をもらっていたのですが
ケージに入れてからどうも食べてる様子がないので
強制給餌にもチャレンジしてみました
うまく食べさせられるかな? posted by (C)ゴリタ
チビコの強制給餌[アメーバビジョン]
あんまり入れていてもストレスになるので
もうケージからはだしているのですが
チビコ痩せてしまいました
触ると背骨にすぐあたりゴツゴツしています
やせちゃったわ posted by (C)ゴリタ
まだまだ体力が回復するのに時間はかかりますが
ぼちぼち元気になってもらい
あとはみんなと早く仲良くなって欲しいですね
皆さまにはご心配をおかけしました
大騒ぎして申し訳ありません
励ましの言葉が大変ありがたかったです
本当にどうもありがとうございました