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カテゴリ:双子のこと
今日,何となく子供たちの昔の記録を読みかえしていました.
言葉の出始める時期,日々2人がしゃべるようになった言葉をそのときの発音そのままに 書き残していました. 記録をつけるように,との指導もあったんですが,とにかく2人の言葉がおもしろくて. それが,今読むと,何だこりゃ?と思うようなものばかり. ぶーくんは,修正10ヶ月のころから補聴器をつけ始めたんですが, やはりしゃべりはじめは発音がかなり独特でした. サ行,マ行,ナ行,ハ行あたりが特に苦手だったようで,母音さえ違ってました. (だんだんと少しずつ発音できるようになってきましたが) チャトくんの発音もはじめのうちは「どうしてそうなるの?」と首をかしげたくなるような間違いが多くて. だから,同じ物を指す言葉でも2人の間で発音が英語とフランス語くらい違ったり. 音が同じでも2人の間で意味が違ったり,意味が2つ3つあったり. 私にしかわからない事も多かったので,よく人間語に通訳してました. でも,不思議なことに,双子の間では気持ちが通じていたようです. ぶーくんが言った言葉の意味がわからなくて私が「????」となっていると, 隣でチャトくんが同じ言葉をチャトくん語でくりかえして通訳(?)してくれたり.(これ便利でした) チャトくんが使うようになった言葉を,何日かしてぶーくんが使うようになったり. 言葉の発達に関してはお互いに刺激しあっていたようで,そういう点では双子で 本当に良かったと思いました. ご参考までに,当時の2人の言葉はこんな感じでした. 赤い字がぶーくん語,青い字がチャトくん語です. ただいま = 「ダイター」 「ダーダ」 じいちゃん = 「チャッジ」 「ディッター」 おじちゃん = 「ディドゥタ」 「ディディタ」 どうぞ = 「ディッジュ」 「ドッジョ」 ちょうだい = 「ダジョジョ」 「ダイタイダー」 お茶 = 「タ」 「チャッチャ」 赤 = 「タァター」 「カッカ」 犬 = 「ヌ」 「ワン」 バス = 「バムン」 「バン」 通った = 「ディーッダ」 「ドゥーッダ」 花火 = 「ディー!」 「ドドーン」 ゾウ = 「ディー」 「ドー」 バナナ = 「ブブワ」 「パ・パ」 包丁 = 「チョーチョー」 「ンーチョ」 という具合. 国際規格に統一してくださいって感じです. 「ブブワ」と「パ・パ」は難しすぎ! その他にも, ぶーくん: 「マ」=目,「ンディ」=緑・オレンジ・虹,「パパパ(息をすう音)」=食べる,「ダッダ」=取った,「ナーイ」=キリン,ゾウ,「タッティ」=あっち,「テュッティ」=取って,「ティッティー」=ミッフィー,「ンマンマ」=縞々・シマウマ 「ンディ」は難しかったです.音が同じでも意味が3つあるんだもの. チャトくん: 「アブ」=青,「クック」=黒,「ニャニュー」=ネコ,「ニ"ャニ"ュー!」=ライオン(これは以前にも日記に書きましたが),「タティ」=足,「パッピ」=はんぺん・ほっぺた,「ガグ」=四角・三角,「イラ」=空,「ンーティ」=帽子,「マーミン」=ラーメン などなど. 「イラ」「ンーティ」って...空耳的にも音があってないし. これは・・・さすがの私も今聞いたらきっとわからないわ~ でも,当時は何の不思議もなく理解してたんですよね. しかもベビーサインも少し加わってたし. すごいぞ! 昔の私!! でも,この時期の言葉って難聴児じゃなくても,双子じゃなくても, きっと家族にしかわからないことが多いんでしょうね~~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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