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テーマ:超低出生体児出産(491)
カテゴリ:耳のこと,目のこと
ずいぶん遅れて日記を書いてます.
眼科検診とOT訓練,リハビリ科の検診にいってきました. まずは眼科検診. チャトくんの視力は,矯正視力で左右とも0.8出ていて問題なし. 次はぶーくんです.視力は上がったかどうか.ちょっと緊張します. この1ヶ月,ぶーくんの右目には,週に2回アトロピンの目薬をさしていました. アイパッチをはがしている間も,いい方の右目の焦点をぼやかして,左目を使うようにするためです. あわせて,毎日の目の訓練も,今までよりも集中してものを見るようなことをがんばってきました. 毎日30分は,アイロンビーズをするか,絵本の字を一緒に読んだり字ひろいをしています. それだけを1時間つづけると疲れてしまうので,残りの30分はジグソーや粘土など好きなことを. 絵本を読むにも,より小さい字のほうがいいかと思って,『ぐりこえほん』の小さな字を読んだり,私が作ったお話(ペンギンのペンちゃんのお話)を小さめのフォントでプリントして読んだりしていました. 最初のうち,ぶーくんは字に焦点を合わせるのが大変なのか,『ぐりこえほん』の短いお話を1冊よむにも30分くらい時間がかかっていました. (まだ字がスラスラ読めないからってこともありますけれど) それが,最近は新幹線の本にのっている路線図の駅名(漢字についている読みがな)の小さい小さい字も読めるようになってきました. ちょっとわかりにくいですけど,こんな感じ↓です. 目を近づけないと見えないようですが,好きなことなのでかなり集中して,東京から博多まで全部の駅名を読みます. 絵本も,普通の大きさの字なら,20センチくらい離れても読めるようになってきました. これは,ひょっとして視力があがってきたかも?? と,今回は少し期待していました. でも・・・・視力検査をしてみると,左目はやっぱり矯正視力でも0.2 そんなにすぐ変わるものでもないようです. 先生に,今はこんな訓練をしています,と,訓練に使っている本やハマビーズを見てもらいました. ↑の路線図のページも見てもらうと, 「これだけ小さな字が読めているなら,近くの視力はもう少し出ていそうですね」 とのこと. 今回近くの視力を測るのに使ったのは,ウサギの絵カード(2枚のカードのうち,どちらのウサギに目があるかを見分ける方法)でしたが,もう一度,字の検査表で検査してみることになりました. でも,字の検査表はカタカナのもの. ぶーくんはカタカナが読めないので,結局計り直しもできませんでした. 残念!! 今回視力は上がっていなかったけれど,お昼寝をしなくなってアイパッチを1日12時間くらい貼れるようになったこと,訓練もきちんとできていることから,目薬はささなくてもいいことになりました. 目薬のせいでとてもまぶしそうにしていたので,それがいらなくなるのは良かった. それにしても・・・・・ぶーくんが去年の6月にアイパッチ訓練をはじめて, そろそろ11ヶ月になります. ここまでほとんど視力があがってきていないので,私としてはそろそろあせる気持ちがでてきました.本当に視力はあがってくれるのか? 今回,あらためて先生に色々と質問してみました. 先生によると,子供の視力の発達は8才まで. 視力の上がり方には個人差があるので,1年で上がらないからといって,焦る必要はない,と言ってもらえました. 「視力が発達できる期間がもう残り少ない!!」 と,あせる気持ちで一杯だったんですが,ほんの少しだけ安心しました. その後,チャトくんの視力についても色々と質問して,意外なことを知りました. チャトくんも,メガネをかけはじめのころは弱視だったということ. 最初はメガネをかけても右0.2,左0.4しか出ていなかったそうなんです. それが,メガネをかけて毎日訓練をするようになって,矯正視力0.8まで出るようになったということ. 私,チャトくんについては,ただの近視なんだと勘違いをしていました. 以前みてもらっていた病院では,3才のころの検査で 「視力の発達が少し遅れているので,急ぎではないけれど,いずれメガネをかけたほうがいい」 という程度の,緊迫感のない診断だったので. チャトくんがメガネをかけるようになって,「視力が上がりましたね」と言われても,裸眼の視力が上がってきたんだと勘違いをしていました. あれは,矯正視力が出てきた,という意味だったんですね. チャトくんは毎日の訓練もあまりマジメにしてくれなくて,せいぜいぶーくんの半分くらい. パズルも迷路もあんまり好きではなくて,すぐに逃げていってしまいます. それでも 「まあチャトくんはいいか」 なんてあまり危機感をもっていませんでした. それが,両眼とも弱視だったなんて!! チャトくんだけでも順調に視力があがってくれてよかったです. チャトくんの場合,メガネをかけて生活するだけでも十分視力の訓練になっていたんでしょうね. それと,本が好きでよく読んでいたのが良かったのかもしれません. 考えてみれば,NICU時代に未熟児網膜症の程度がひどかったのはチャトくんのほうなんです. 両眼ともレーザー手術を受けたくらいなので. 当時は,ちゃんと視力が出てくれるだろうか?なんてチャトくんのほうばかり心配していたのに. チャトくんの目についてはもうひとつ. チャトくんの右目は時々内側によることがあります. いつも寄っているわけではなくて時々ですが,小さい頃からずっと気になっていました. これは内斜視なのか? 眼科でも検診のたびにみてもらっていますが,検査の時にはよらないので,いつも問題なしといわれていました. それでも,右目の動きがどうしても気になる. 今回,もう一度みてもらい,治療の必要はないのか,あらためて質問してみました. 先生によると,時々片目がよることがあっても,そのせいで視力の発達が遅れているわけではないので,治療の必要はないとのこと. きちんと説明してもらえて,安心しました. しつこいと思われても,不安なままや勘違いしたままでいるよりは,気になることは何度でも質問して,きちんと状態を把握できるようにしなくては,と思いました. 先生が,しつこい質問にも面倒がらずに答えてくれる人でよかった. お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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