少しずつ一歩ずつ

いま，ぶーくんがハナ風邪をひいて，鼻水をたらしてます．
今のところチャトくんにはうつってないみたいで，珍しくチャトくん１人が元気です．
まあ，うつるのも時間の問題でしょうけどね．

ご飯どき，ぶーくんの鼻から鼻水がたタラーッとたれてました．
「あら，お鼻がたれてるよ～」　と，ティッシュで鼻をかんでやって
「お熱はどうかな？」　って，ぶーくんのおでこに手をあてて熱をみてました．


向かいの席でそれをジーッと見ていたチャトくん，しばらくして小さい声でポソポソッと言いました．

「さっき　やさしいママの姿が　ぼくには見えなかったよ」

はあ？？？ですよね．

これ　「いいな，ぼくにもやって」　って意味なんです．
ぶーくんが優しくしてもらってるのが，うらやましかったんですよね．
でも「やって」って言うのはちょっぴり恥ずかしい．だから，こんな言い方になるみたいです．


チャトくんは時々，こういうすごーくまわりくどい物の言い方をします．
はた目にはワケのわからん事を言ってるように聞こえるけれど，チャトくんなりに意味がある．

こっちは，毎日がなぞ解きみたいで，結構おもしろいです．
でも，余裕がないと，つい　「なーに言ってるんだか」　と思って流すことも．
親でもそうだから，お友達や先生にはわかってもらいにくいでしょうね．


「チャトくんも，やってほしいの？」ってきいてみました．　「うん．やって」
チャトくんのおでこに手をあてました．「お熱はないですね～．大丈夫」
チャトくんはニッコリ
満足してくれたようです．