少しずつ一歩ずつ

おかげさまで、ぶーくんとチャトくんも小学生になりました。
入学先は地元の学校です。

ぶーくんは　「難聴児学級に入学」　という形での入学となりました。
この学校には今まで難聴児学級がなかったため、専用の教室を用意してもらい、担任の先生にもきていただいたんです。ぶーくん１人だけのクラスですね。ありがたいことです。

とはいえ、授業は先生にサポートしてもらいながら、同級生たちと一緒にうけています。
１年生の担任は明るくて頼りがいのありそうな女の先生、ぶーくんの担任も元気な若い女の先生です。
数人しかいない１年生のクラスですが、２人の先生にみていただいて、ぜいたくな環境で新生活をスタートしています。

幼稚園の生活ではあまり必要がなかったんですが、授業となると先生の言葉をきちんと聞き取れないとこまるため、ＦＭシステムも試しています。
先生には首からマイク（送信機）をさげてもらい、補聴器に受信機をつけて、音が補聴器へ直接とどくようにするシステムです。
ワイデックスのＳＣＯＬＡ（スコラ）という機種をレンタルして試聴していますが、ぶーくんによると、補聴器だけより、ずっと良く聞こえるそうです。家で初めて試したときの、ニヤッとうれしそうな顔が忘れられません。

それでも、やはり聞こえにくいことはあるようで、ぶーくん自身が集中していないと、いくらＦＭシステムを使っていても先生の指示を聞きのがすことがあるそうです。
お友達の声も聞こえにくいことが多いようですし……

担任の先生についていてもらえるのが、本当にありがたいです。