コップの中の日記

　え～豪雪でございます。
毎日ごっそり雪が降っております。

　でも、子供たちは、元気いっぱい。
校庭でやりたいほうだい～

　それは子供の特権だからね～

いいんだけど、雪遊び中、竹が６年生にからまれたらしい。

　それは先生に竹が言って一件落着したそのあと。


　今度は、同じ学年の女子とモメたんだって

発端は竹が、投げた雪玉が、狙ったところに行かないで、女の子に当たっちゃったと。

「それは、謝らなきゃでしょ～」

「謝ったんだけど、許してくれなくて」
女子数人に襲撃されて、泣かされた…

　竹ちゃん、女子の恨みは怖いのよ

　それを決して、忘れてはイケマセンヨ　

　別にいいんです。
それは。

　そゆこともあるよね。

　私が引っかかっているのは、その襲撃の一部に梅がかかわっていたこと。

　あの子は、ホコ先が自分に向くのが怖くて、他の子と一緒にやっちゃったわけです

　雪玉を、竹に投げたんですって

「あ～そういうの好きじゃないな～」
って思わずいっちゃいました。

そういうお年頃が大変なのはわかっているけど、いつも「お姉さん」って威張っているくせに、イザとなったらあっさり弟を売っちゃうんだ～

ヤダな～
そういうの一番キライだな～
私は、多少集団からはみ出しても、自分の思いで行動してほしいって気持ちがありますね。

　でも、意外なところで、松が助け船を出しました

「集団から、はみ出すって大変なんだから～」

「でもね、みんながやってるからって、何やってもいいってことにはならないでしょ。
ちゃんと自分で考えて責任ある行動をしてほしいわけよ」

　竹と梅、仲いいんですよ。
竹は、いつも梅にゆずってやるし、夜様子を見に行くと、一緒に寝ていたりします。

「そんでさ、弟をかばってやろうって気はないの？」

　梅には、コンコンとお説教。
竹に謝って、いくらかいつもよりやさしくしていたようだから、わかってくれたかなぁ～



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どうかなぁ～