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2018.06.25
カテゴリ：ランドヌールへの道
どうもお待たせしました。
ようやく書き終わりましたよ。 まだの方はコチラからどうぞ。 3時半にスマホのアラームが鳴る寸前に起床。 2時間は睡眠をとれたでしょうか。 いそいそと支度を整えまして 件のサドルバッグもしっかり縛り上げ 4時15分に出発です。 今日は雲一つない快晴！ とっても暑くなりそうdeath・・・。  まずは近くのミニストップで水と食料を補充して いよいよ600kmに向けた2日目のスタートです。 やはりまだ昨日の疲労を引きづってるようで ペダルを回す脚はもったりと重く感じます。 こもごもさん曰く、身体が暖まってくれば 段々軽くなるよとの事なので、信じて前に進みましょう。 水戸の郊外を抜けて宇都宮までは緩やかな登り基調。 そこそこ面倒なアップダウンとの事です。 いつの間にか周りから民家の気配が消えて山道へ入ります。 さほど斜度はきつく無いのですが 睡眠不足の身体にはやはり堪えるものがありますね。 気分転換にスマホから音楽を再生っと。。。 ブルベ用にテンションが上がりそうな曲だけを 40曲ほどプレイリストに放り込んであるのです。 シャッフルで再生したのですが 3曲立て続けにPANTERAが選択される謎・・・。 朝っぱらからゴリッゴリのメタルが響きます。 まっ、おかげさまでテンションも上がり 脚も回るようになってきましたけどもね。 いつの間にか茂木を超えて茨城から栃木へ。 レモンin栃木の写真撮りたかったのですが 県境を見ている余裕はなかった模様です。 さくっと下りきったところのセブンで一休み。 皆さん考えることは同じようで 続々とランドヌールが集まってきます。 軽めに補給を済ませたら宇都宮方面へ。 こもごもさんと先頭を交代しつつ TC3には無事PLAN Aの時刻通りに到着です。 さて、TC3からPC4の伊勢崎までは平坦基調。 問題なく進めると思いきや・・・敵は他にいました。 そう。朝危惧していた通り、めっちゃ暑いのです。 気温は11時の時点で既に30度を超えており たまらず休憩を挟むことに。
ファミマのフラッペが神でございました。 そして僕は400km超えの未知の領域へ突入。 こもごもさんが先頭を牽いてくれているのですが 信号で停まるとどうしても離されてしまいます。 せっかく前を牽いて頂いているのに それを活かせない悲しみ・・・。 スタート→あっさり千切れる→ちょっと頑張る→ 追いつく→少し脚を休める→信号で止まる 以下エンドレス・・・。 暑さと信号インターバルが身体を蝕みだした頃に ようやく伊勢崎のPC4に到着です。 時刻はほぼPLAN AとBの中間だったのですが この暑さではもつ煮食べたくないよね・・・ ってことで今回もコンビニ飯(´;ω;｀) 冷たい蕎麦とか食べたかったのですが売り切れ。 もうヤケクソで大盛りペペロンチーノを胃に押し込みます。 炭水化物は即エネルギーに化けてくれると信じて。  PCのクローズ時間までしっかり大休憩をして 最後尾からのリスタートです。 残りは125kmの平坦基調。 暑さと疲労でどんどん脚が回らなくなります。 ゾンビモードで走るべく前を牽いてみますが だんだん速度が出なくなってしまいました。 見かねたこもごもさんが23km/hくらいで ゆっくり前を牽いてくれることに。 申し訳なさでいっぱいになりつつ 気力だけで付いていきます。 太ももは既にパンパン・・・でも大丈夫、膝は痛くない。 ペダルを回し続ければゴール出来ることを 身をもって教えてくれた人がいる。 TL上で我が事のように応援してくれてる人達がいる。 美味しいご飯で送り出してくれた妻がいる。 そして何より淡々と前を牽いてくれているこもごもさんがいる。 ここまで来といて諦めてたまるか！ だがしかし。気力だけではどうにもならないのもまた事実。 徐々にこもごもさんから遅れだします。 こ：けいたさん、汗出てます？ け：そう言えば出てないですね こ：それ脱水症状です。OS-1入れにコンビニ寄ります。 け：でも時間が・・・ こ：大丈夫だから。 という訳で急遽ファミマへピットイン。 OS-1は無かったので、とりあえずの グリーンダカラを一気飲み。 そして体幹を氷で冷やします。 10分弱の休憩でリスタート。 すると・・・ け：脚が・・・まわる！！！？？？ こ：やっぱね。後でちゃんとOS-1も入れましょう。 け：はい！ありがとうございます！ さっきまで20km/hギリギリだった巡航速度が 25km/h超で推移していきます。 これなら・・・いける！ 残り100kmを過ぎ、飯能の手前で再びコンビニへ。 今度はちゃんとOS-1ありました。 1本をボトルに入れ、1本はその場で飲み干します。 こ：OS-1甘く感じました？ け：ん・・・確かに甘かったですね。 こ：それミネラルバランスが崩れてる証拠です。 け：そうなんですか？ こ：普通はしょっぱく感じるんですよ。 け：割とこまめに水分摂ってたつもりだったんですが。 こ：ちゃんと吸収出来てなかったんでしょうね。 け：勉強になります・・・。 こもごもさんの鋭い観察眼で危機を救われ 青梅のTC4に向けて飯能の丘を進んでいきます。 最初はたまがわのルートと同じだったのですが なんだかとってもアヤシイ方向へ・・・。 け：これ・・・なんか無駄に登ってません？ こ：無駄に登らされてますねｗｗｗ け：500km走った後に無駄に登らされるとか・・・ ルート引いた人まじくそふぁっきんあたまおかしい！！！ 悪態を吐けるくらいには回復してくれたようで 文句をたれつつ登るしかないので登りますよ。 途中の15%のクソ坂は押して歩きましたけどもｗ 最後まで無駄に登らされてTC4到着は PLAN Bの出発予定時刻な18：40。 急いで補給を済ませて18:55にリスタート。 残り46kmを3時間・・・ギリだけど多分大丈夫な筈。 ・・・ナンデマダノボルノデスカ？？？ 青梅から川崎って寧ろ下り基調じゃないの？ え？八王子通っていくの？ なんで終盤に10%越え持ってくるの？ 馬鹿なの？阿保なの？死ぬの？ どうにかダンシングで乗り切ったら 紐が緩んでサドルバッグまた擦ってるし！ 締め直すのに結局2回止まる羽目になっちゃうし。 こんな事で時間取られるとか・・・ もう帰ったらオルトリーブ捨ててやる！ やっ。冷静になった今ではね。 単純に装備の面でも準備不足だった訳ですが。 ちゃんと固定を考慮しなかった自分が悪いのですよ。。。 想定外に時間は取られましたが 脚はこちらも想定外に回ります。 30km/h前後で巡航する力が まだ残っている事に自分でもビックリです。 このペースならもう大丈夫でしょう！ と、安心したトコに現れたのが今回のラスボス。 その名も連光寺坂。 斜度は6%前後ですが、だらだらと2kmほど登ります。 ここまで580km走った後にです。 もうね。 ほんともうね。 馬鹿じゃないの？ ばかじゃないの？ ヴァカヂャナイノ？ ゾンビモードで坂を全力で呪いつつ インナーローでゆるゆる登ります。 32T導入しようと固く心に誓った瞬間でした。 連光寺坂をクリアしたら待望のダウンヒル。 そして今度こそ正真正銘の平坦路。 ゴール地点の津田山まで残り10kmを 30km/h巡行で突き進みます。 最後くらい前を牽きたいとも思ったのですが 美味しいところ（ゴール前）だけ牽くってのも ちょっとアレかなぁと悶々してたのはここだけの秘密w 今回は本当にこもごもさんに助けられっぱなしでした。 体調は故障明けなのでともかくとしても 装備の面でも、ルートの面でも、知識の面でも 明らかに僕は準備が足りていませんでした。 サドルバッグがタイヤに干渉しないような固定方法。 斜度と距離を考慮に入れた走行プラン作り。 そして自分自身の体調管理と不調時の対処方法。 今までが全部大雑把過ぎたんです。 600kmという距離を走るには 自転車乗りとしての総合力が 改めて問われるんだなぁ・・・と。 このまま行けばゴールは出来るんだけど 本当に自分自身に胸を張って SR獲れたって言えるのかな？？？ もっと強く・・・なりたいよなぁ。 ならなきゃ・・・いけないよなぁ。 くっそう。。。なんで。。。 もうすぐ終わるのに。 嬉しいはずなのに。 こんなに悔しいんだろう。。。 嬉しさと悔しさと安堵感と いろんな感情がごっちゃ混ぜになって。 目から零れる汗の理由も曖昧なまま 距離だけは進んでいきます。 残り5km・・・ あと3km・・・ そして1km・・・ ようやく嬉しさだけが全身を駆け巡ります。 心の中で最後まで気を抜くなと 自分自身に言い聞かせ・・・ そして無事ゴール地点のコンビニへ到着。 け：こもごもさん、本当にありがとうございました。 こ：ナイスガッツ( ^ω^ ) あ。。。そっか。心は最後まで折れなかったな。 きっと応援してくれたみんなのおかげだよね。 一筋の嬉し涙を誤魔化すように拭い 自転車に跨ってゴール受付へ向かいます。  そして。 無事39:30で認定。  念願の・・・600kmのメダルを我が手中に。  久しぶりのマトモな食事は タンドリーチキン&メキシカンピラフ＼(^o^)／  意外としっかり辛くてうまうまでした。 トランポで無事帰宅して、お風呂で汗を流したら。 やるべきことはただ一つ・・・。
昨年の志賀高原収穫祭で買ってきた限定ビール。 ichiro's maltの樽で熟成させた アルコール度数13%のインペリアルIPAなのです。 5日ぶりのお酒は心地良い勝利の美酒になりました( ^ω^ ) では最後に走行記録と  走行ルートですよ。  トータルの走行記録と  走行ルートもね。  とりあえず、今年の目標は達成したので。 暫くblogはお休みしようと思います。 またいつか気が向いたら。
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最終更新日
2018.06.25 12:20:03
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