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愚すん

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ゆくあてもなく、なんとなく始めた、このブログ
でも、気がつけば、もー9年が経過して・・・

案外、こんなことが好きだったのかも・・・なんて思ってみたり
まあ、草臥れちゃったオッサンの日常ですけど
気が向いたら、ちょっとのぞいてみてください。

               rabi_100212




2013.05.24
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カテゴリ:カテゴリ未分類
いままでなんど食事をしてきたんだろう?

と思って数えてみると、
1日×3回×365日×60歳=65700回
食べたしょくじがごまんか~い♪を優に越えてます。

それにしちゃ、食べ飽きるってゆーことがありません。
とゆーか、最近は何を食べても、やたらと美味しい。

食べることって、年をとるに連れて、よくなるのかも・・・(^人^)



「エル・ブリの秘密 世界一予約のとれないレストラン」とゆー映画を見ました。

「エル・ブリ」は、スペインの港町にある小さなレストランですが、
年間200万件の予約が殺到する、世界の美食家垂涎の的なんだそうです。

この店は半年しか営業をせず、あとはもっぱらメニュー開発に没頭していて、
映画は、そのプロセスを紹介するドキュメンタリーです。

次年度のテーマは「水」だそうで、
例えば、氷と一緒に口に含んだときに美味しい果物は、またその調理法は・・・?
てなことを延々と試すんですね。

その候補に、どこで仕入れたのか"柿"が登場して、
煮たり、焼いたり、シロップ漬けしたり、はたまた冷凍粉砕したり・・・

彼らの狙いは、「いまだ味わったことのない味覚や食感」であり、
そうでなければ、お客の満足は得られないというのです。


映画の最後に、40種類を越える新しいコース・メニューが写真で紹介されて、
さすがに壮観、びっくりさせられました。

■メニューの一例

「ハムメロン」
シャンパングラスに入ったドリンク。
メロンの果汁とアルギン酸を混ぜて球状に凝固させ、ハムのコンソメに浮かす。

「カボチャの油のキャンディー」
無還元性多糖類イソマルトを溶かしてキャラメルをつくり、その膜でカボチャ油を包む。



びっくりといえば、国連の機関が出した「昆虫食」の報告書が話題になりました。

現在70億人の世界の人口は、2050年までに90億人を超すといわれ、
爆発的に増える人類を養う一手として、「昆虫食」がよかろうとゆー内容です。

昆虫は、「たんぱく質や脂肪、ビタミン、食物繊維が豊富な食用資源」であり、
きっとここが大事なんでしょうが、「虫1kgを得るには平均で2kgのエサで済み、1kgの牛肉を得るのに必要なエサ8kgと比べて、1/4で済む」らしいのです。

既に、世界では20億人以上の人が虫を食べていて、その内訳のトップは、カブトムシなどの甲虫(31%)で、続いて、イモムシ(18%)、アリやハチ(14%)、バッタやコオロギ(13%)だとか。

バッタはなんとかイケるとしても、イモムシはちょっと切ない・・・(笑)



「いまだ味わったことのない味覚や食感」
食べることって、ここだけ見れば、トップとボトムが近くて可笑しかったり、

「エル・ブリ」には、ぜひ「昆虫食」(特にイモムシ)のメニューを考えて欲しかったのに、もう閉店しちゃったそうで、ザンネンと思ったのでした。








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Last updated  2013.05.24 19:24:27
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