ふうらんの部屋

　今回も面白かったです。

　以下、ＨＰからのコピーです。すいません、今回、ちょっと面倒な事件なのであらすじ書くの面倒くさくて。

　トラヴィスという画商が妻殺しで逮捕される。容疑は自宅で妻を階段から突き落として殺したというものだが、トラヴィスはてんかんの発作による事故死だと主張していた。この事件の記事を読んだリリアンという老女が殺人課を訪れ、自分の娘を殺したのもトラヴィスに違いないと訴え出る。1968年当時、18歳だったエマが、社交界デビューの夜に舞踏会場の階段から転落して死亡したのだが、その時のエスコート役が18歳のトラヴィスだったのだ。リリーたちは再捜査に取りかかる。

　ここまでがコピーです。

　社交界デビューという女の子なら誰でもあこがれる場所。その会場で殺された女の子。その子は社交界にデビューできるような家柄ではなかったが、父が宇宙飛行士で月に行く予定で社交界に入れられて、なんかエスコートしてくれる男に恋したり、その男の子の彼女がいたり、男の子にはユダヤ人（ユダヤ人は社交界お断りの時代だった）だったり、その男の子の彼女の父親と女の子の母親は主人息子と召使の娘という関係で幼友達で、その女の子の父親が病気で出席できなくなった女の子の父の代わりをすると言いだしたりと、どんどん新事実発覚で見ていて面白かったです。彼氏を取られ、お父さんまで女の子の父親役をやると言い出した女の子が可哀想でした。成長して社交界デビューの責任者になって、娘がデビューでしたが、しかし、娘は幸せなデビューであってくれればいいと思いましたよ。犯人は書かないけどね。

　ラストが「ティファニーで朝食を」のムーンリバーですごく良かったです。社交界デビューにぴったりで。ティファニーこの映画で日本では宝石店として名をあげたよね。この事件の解決が彼女の身につけていた指輪だったりするので、その意味でもよくできてると思いました。

　面白い脚本でした。いつもですけど。