のりりのいいもの探し

夫には「語彙が少ないというより、コミュニケーションが上手に出来ないみたい。
指示語を減らして、手遊びなんかをしてみては？」というのと、
「週1で言葉の教室みたいなのに来ませんか？って言われたけど
どうしようかなー」って言ったら、一気にムッとした顔で
「誰がそんな診断してんねん」と一言。
別に診断とかじゃないよと言っても聞く耳なし。
このままでいいと思ってる？と聞けば
「そのうち喋るって」と言うだけ。

確かにそのうち喋るんだろうけど、
もう「そのうち・・・」とのんびり構えてていい時期は過ぎつつあると思う。
オムツ外しに練習と促しが必要なように
息子には言葉も練習と促しが必要なのでは？
今まで仲良しクラスのお迎え時に
みんなの一番最後にノンビリ付いて来ていたのが
名前が言えるようになってからは
みんなと揉みくちゃになって出てくるようになった。
名前が言えることで少しの自信がついてきたのかな？って思ってた私としては
ちょっとした係わり方の違いで言葉が増えて自信につながるなら
なんとかしてやりたいと思う。

同じくらいの年の子供が、家に帰ろうと促す母親に
「滑り台の次にブランコ10回して帰ろうと思ったのに」なんて言うのを見ると
そんな複雑な心境や思いが３歳にしてあることに驚き
「いやー」と駄々をこねているようにしか見えない息子の中にも
同じような思いがあったとしても汲んでやれない。
もっと「伝わる楽しさ」に目覚める手段を求めた私と
息子にレッテルを貼ろうとしていると思い込む夫の感覚の違いにジレンマを感じて仕方ない。

夫の言う「診断」とか、「発達の遅れ」的なことは
今の時期あれこれ言っても始まらないというか、
それはあくまでも結果で、もっと顕著な差が出てからついてくることで、
今現在間違いなく言葉に遅れがあり、
言葉以外はそれなりに出来ているのだから
出来ないところを出来るようにしようとすることがおかしいのかな？
ましてや「言葉」が伝わるとどんなに便利か
自分が外国行って不便感じることを思い出せば
すぐに分かること。

普段の遊びの中にちょっと違った方向性の物を取り入れる程度のこと、
夫にも理解して協力してほしいと思う。
週に１度の言葉の教室っていうのが引っかかっているのかな？
そんなのピアノを出来るようになりたい人が
ピアノ教室に通うのと一緒と思っておけば、
引っかかるようなことでもないんだし・・・。


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