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カテゴリ:何の日?
ちょっとさぼっていました、「今日は何の日」です。
4月9日は大仏の日です。 天平勝宝4年4月9日(旧暦。新暦では752年5月26日)に奈良の大仏の開眼供養が行われた事に因みます。 本名は東大寺盧舎那仏像(とうだいじるしゃなぶつぞう)です。 今でこそあんな渋い色目ですが、建造当時は金メッキでそれは見事だったそうですね。 そのために多くの人がメッキ作業中に使う水銀で中毒になったと言いますが…。 建造以降、地震で首が落ちたこともありますし、源平争乱期と、戦国時代の2回、兵火で焼失しています。 復興事業がなかなか進まず、1610年頃には大仏は仏頭が落ちて、 雨ざらしの無残な首無し状態で数十年が経過したこともあるといいます。 仏様なのに、あんまりな扱いですよね。 現存の大仏様は像の高さ約14.7メートル、基壇の周囲70メートルで、 頭部は江戸時代、体部は大部分が鎌倉時代から室町時代の補修で、 天平時代の部分は台座、右の脇腹、両腕から垂れ下がる袖、大腿部などの一部だけです。 大仏殿も焼け落ちていますので、今の大仏殿は宝永6年(1709年)公慶上人の尽力や 将軍徳川綱吉や母の桂昌院をはじめ多くの人々による寄進で再興されたものです。 正面の幅(東西)57.5メートル、奥行50.5メートル、棟までの高さ49.1メートルと、圧巻の大きさですが、 創建当時の大きさは、奥行きや、高さはさほど変わりませんが、幅約86メートルもあり、 約3分の2の大きさに小さくなっての再興となっています。 5月中旬以降は新緑の中に鹿の赤ちゃんの姿も日に日に増えていく時期です。 夏は盆地特有の気候で、強烈に暑いですからね、梅雨前がお薦めです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年04月13日 14時45分27秒
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