カテゴリ:日記(覚え書き)
昨日がお仕事納め。
今日からお正月休みに入りました。 今年は春から忙しく、公私ともにめまぐるしい年でした。 『玉藻』のblog内では個人的なことは決して書かないつもりでしたが、最後の最後くらいは、反省会をしてもいいかな?と。 とにかく下半期、決算後は仕事の重圧と危機感でパンクしそうになっていました。 自分では抱えきれない問題の山積に、どうしていいのか、パニック状態でした。 まともな精神状態でいられただけでも、御の字だったかもしれません。 でもまあ、根っからの貧乏性なので、忙しければ忙しいほど気が紛れてよかったのかも。 自分なりに一生懸命やったとしても、すべてが実になるものではないというのも実感しましたし。 良い人生の勉強になりました。 お仕事が一段落したのが、つい最近。今週にはいってからという、ハードな内容でした。 お仕事納めの日の大掃除で、雑巾絞りまくっただけで右腕が筋肉痛になるほど、体力が落ちていたというのも、泣き笑いです。 自分へのご褒美というのでもないけれど、インナー用にシルバー枠の黒と白の天然石(黒は多分ブラックオニキス、白は白蝶貝じゃないかと思います)のペンダントトップと、華奢なシルバーボールチェーンを買いました。 白と黒。 囲碁の碁石をイメージして、二つを重ねてつけています。 この一年良くも悪くも、囲碁との再会が私の人生を変えたのだなぁと思っています。 自分の性格の至らなさから、失ったもの。 自分の性格の至らない部分を補ってあまりある人の優しさに触れて、改めて思い返すと、様々な風景が見えてきました。 あのとき、こうしていたら。 なんて、囲碁の世界なら『まった』なんでしょうけど。 時にはそう思いたいこともある。 長年生きていると、そういう「甘え」の部分も人には許されていいのじゃないか?と思う事があります。 でも、時間は過ぎていくし。 失ったものはもう、取り戻せない。振り返っても仕方ないのかも知れません。 囲碁を再開しながら、この一年『何時囲碁をやめようか』とばかり考えて来たことも事実。 いくら学んでも自分の到達出来る所は限りがあるし。 なら、いっそやめてしまったほうが、気が楽なんじゃないか? いつもいつも、自分の弱い部分を肌で感じると、この考えが湧いてきました。でも、そんな時決まっていつも、誰かの「ちょっとした言葉」とか「ちょっとした心使い」とか「頑張っている姿」とかを見聞きして、『いや、まだがんばれる、踏ん張れる』と言い聞かすことができました。 今日、関棋ネットでとんでもない60目弱負けを喫し、対局者の方に申し訳ない気持ちになりました。 もちろん、さっさと投了すべき碁でしたけれど、あらかた碁が進んでいたのでおしまいまで打ってしまったのです。 局後のチャットで、それを詫び、お相手は心の中ではどう思っていらっしゃったかわかりませんけれど、大人の方でpgの事を許してくださったようでした。 こういうとき。 本当に囲碁をやめた方がいいと思うのですが、気を遣っていただいたりするとそれに甘えたくなる。 それを良しと思うか、堕落とみるかは難しいでしょうけど。 この一年、楽しいことが一杯あって、新たな世界をたくさん拝見した裏には、ツライことや苦しいこと、悲しいこともありました。 きっと来年も困難は続くでしょうけれど、それを乗り越えていく力が、どこからか湧くような気がしています。 あともうちょっとで、新しい年。 pgにとっては日付が変わるだけの、なんの感慨もない一日一日なのですが、また新たな気持ちで新年を迎えたいです。 大切な家人と共に、また一年を過ごしたいなぁと。 昔のように、春年だからお年玉・かるた・たこ揚げ・羽付なんて風景はないけれど、おだやかな春年を迎えたい。 そう思っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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