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2006.04.23
テーマ：囲碁全般(745)
カテゴリ：囲碁
以前、関西総本部の認定大会に出ると言ったら、えらく騒がれてしまったので、お忍び（←？）で関西棋院主催『第二回なにわ杯女性囲碁大会』に出てきました。
この大会は、基本が女性の三人一組の団体戦。 面白いですよね。 女性の囲碁大会自体、あまり人が来そうにもない感じだし、その上三人一組の団体戦が主だと、どれくらいの参加者がいるんだろう？とアヤシク思うｐｇ。 果たして、人は集まって、盛り上がるのだろうか？？ などと。 いらないシンパイでした！ 総勢300人という大所帯だったそうです。 もちろん、全員が団体戦の選手じゃなくて、個人の段級位認定大会でもあるわけです。 その他にもプロ棋士さんの指導碁やら、次の一手名人戦やら、ペットボトルお茶のみ放題だの、ローカロリーっぽいお弁当やら、お菓子タイムやら（笑 なかなか女性のハートを射止めるのが上手じゃないですか。 女性はこういう、『ちょっとお得感のあるイベント(*^_^*)』が大好き！ …てなわけで、ｐｇもぎりぎり交じらせていただいたわけですが、三百人の女性の熱気ですでに臨戦態勢の大和ホールは盛り上がる！ 女性が８割くらいですか。 付き添いとか、旦那様とかお父様などの男性陣も初めは少なかったのですが、午後から続々といらっしゃって、和やかな雰囲気(^^)。 これって、男性の大会には出ない雰囲気ですよね。 普通こういう大会って出場なさるのは、中高年の方が多いでしょ？ 何となく、雰囲気がグレーっぽくなっちゃいます。 でも、今回はおばさま中心とはいえ、華やかな感じ。 目に付く感じで言えば、おばさまが約六割強、お子さまが一割強くらいかな？ 子ども教室の団体さんが多かったみたいです。ヒカ碁世代でしょうか。 相変わらず囲碁不毛世代(20～30代)は人数が少ないけど、それでも一割くらいはいらっしゃいました。 嬉しかったです  。同世代の女性で、囲碁fanが少ない～と嘆いていただけに、これくらい囲碁fanがおられたら、ほっとできます。 ｐｇはＢクラスです（初・二段挑戦の部）。 意外にも、ＡＢクラスって、おばさま世代の方がたくさんいらっしゃるんですよ。 はっきりいって有段者クラス。 もっと若くて頭が柔らかくて、強い人の集まりかなぁ～と思っていたのですが、ｐｇ母くらいのおばさま方が、 「今回は４段目指してるのよ～ 」とか「５段挑戦ね  」とか「初段なの～  」などと、気軽にお話していらっしゃいます。うーん、何年なさってるんだろう？ キャリア長いのかな？ それとも、短くてもこの強さ？ この会話の雰囲気でもわかるように、囲碁って何時始めても強くなれるんだなぁと思います。 若いときにやってないから！ 覚えることがいっぱいありそうだから！ うーん、囲碁わからない～！と放り投げないで、挑戦してみてくださいね！ やる気さえあれば、きっと強くなれると思います(^^)。 などと～ 試合開始前に、いろいろな感慨にふけりつつ。 とにかく目指せ！初段の勢いで、対局に臨みました。 先にばらしておくと、Ｂクラスの初二段挑戦で、ｐｇはすべて初段狙いの方と当たりましたので、握りで先番を決める互い先でした。  第一局は黒番。苦手です。 もともと計算が苦手で、すぐ間違えるので、コミ６目半を入れて勘定するのはさらに苦手。 白だと普通に勘定して、イーブンだと勝っているので、見た目のどんぶりでもなんとなくわかるんですけど。 とにかく、あたったものは仕方ない。 星と小目の高中国流っぽく構えて、お相手は二連星。 右辺打とうかと思ったのですが、やめてカカリに回り、お相手も普通に受ける。 またカカリ、ハサミ、三三などと、本当に普通の展開でしたが、左上でちょっと形勢を悪くして、なんだかのっそりした立ち上がり。 お互いに地を取り合い、じわじわ削りあい、打ち込みあい。 あまり激しい戦いにはならず、ヨセ勝負になっちゃいました。 途中、あまり雰囲気の良くない所に気が行きすぎて、手抜きしていたところを噛み取られたり、ボロボロとこぼれなどがあったのか、コミにカカってきたようでした。 見せ場の派手な戦いがない分、黒は足りませんでした。 盤面一目勝ちで、五目半負け。 消化不良のまま、悔しくも敗者復活戦へ回ることに。 正直な事をいうとこのごろ碁の見方が変わってきたみたいで、自分の中でも強くなったんじゃ？と錯覚していただけに、『四連勝を目指していた』というか、それ以上に『四連勝しかない！』くらいの勢いで乗り込んで行ったので、この負けはかなりショックでした。 そういえば、関西総本部でも初戦に負けちゃってダウンしてますし。 それでも、ここで気持ちを切ったら本当に負けだ！と心に決めて、ラシクなかった自分の碁を反省しつつ第二局に挑むｐｇ。 第二局は白番。お相手も小目打ちで、なんとなく序盤がするすると進む。 結構お互い地が大きい。 なんとかせにゃーと思いつつ消しに回ったり、好点に回れたり、競り合いに気負けせず戦えたことが幸いしたのか、作り碁になりましたが盤面で20目以上勝っておりました。 この碁では、ある程度地模様になっていても、消しで上手く地を削減出来たことがよかったかな？と思います。 今までは、大きな地になりそうだなぁと思うと、深く打ちこんで生きるか死ぬかの目つぶし勝負になっていたんですが、リスクを背負わず軽く消すという打ち方が出来て、こういう雰囲気もいいかな？と感動したりして。 さて、一勝一敗。 お次は、お弁当の後で(^_^)。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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