|
テーマ:幼稚園やお家での事(1780)
カテゴリ:その他
チビが、公園の地面に枝で絵を描き始めました。 「ねえねえパパ、なにかいてほしい?」 「そうだねえ、じゃあロボット描いてよ」 「ロボット・カミイ?」 「そう、ロボット……カミイ? シュンちゃん、いま、ロボット・カミイって言ったの? カミイ知ってるの?」 「うん、ほいくえんに、ほんがあるの。 ねえパパ、シュンちゃん、カミイつくりたい」 あまりのことに、しばらく言葉を失っていました。 紙でできた、「ロボット・カミイ」。 30年ぶりに、古い友だちに会ったような気がしました。 ちょうど僕がチビの年頃に、幼稚園で何度も何度も繰り返し読んだ本でした。たしか、ちょっと悲しいお話でした。 そして、カミイに会いたくてダンボールを拾ってきたけど、子どもの僕にカミイは作れなかった。 いつもはチビのための工作はちょっと面倒だけど、次の週末は、カミイを一緒に作りたいと思います。 まずはもう一度読むために、本を買います。それほど、僕にとって大事な思い出の本です。 子どもに読み継がれる本って、すごいです。 チビと、版を重ねて旧友に引き合わせてくれた出版社さんに感謝したいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[その他] カテゴリの最新記事
|
|