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テーマ:心の病(7312)
カテゴリ:モノローグ
前の日記のためのクチコミテーマを探していて、「心の病」があるのに気がつきました。
重い、口に出すのはあまりにも重いテーマで、いま僕がこのことについて書くのは、ずるいような気もします。 僕の場合は、人事異動で、とっても苦手な分野の仕事を、しかもある程度の責任を持つ立場で、することになったのがきっかけでした。また、上司が社内でも有名な厳しい人でした。 打合せに出ても、話の半分もわからない。 上司に聞かれても、要領を得ない返答しかできないから、機嫌を損ねる。 次第に上司の信頼を失い、情報も入ってこなくなる。 だから部下にも的確な指示を出せずに、突き上げられる。 というような流れで徐々におかしくなり、動悸と、顔面から血の気が引いているような感じが続くようになりました。そしてとうとうある日、出勤途中で電車を降りてしまいました。 そこからしばらく休み。 じつは転職も考えたのですが、この不景気、いい話はありません。 まして、僕のような職掌(広告宣伝畑)の人間は、不要度ナンバーワンで、書類選考で全部断られました。 もう本当に折れそうでした。 子どもがいるし、住宅ローンもあるし、とにかく食っていくためには、会社はやめられない状況でした。 活路は、異動させてもらうことだけでした。 それまでは、自宅待機。 休むことには、相当の抵抗感がありましたね。 人事記録にも残りますし、基本的にはマイナス評価の会社ですから。 でも休んでしまうと、変なこだわりやプライドが肩から下りていき、少し楽になりました。 「こうあらねばならない」と考えているうちは、苦しいです。でも、 「こういうことをしたい」と考えることができたら、自分が解放されるのです。 しかし問題は、こうした悩みを持つ人は、気持ちを自分で切り換えるのが非常にむずかしいことにあります。 少なくとも、窮状を理解して、手をさしのべてくれる人がいないと、そのままずぶずぶと深みに落ちていきます。その意味で、周囲の人には絶対に責任があります。 人間は、「ヒトノアイダ」と書く社会的な存在ですから、相互の関係に注意を払わなければならないんです。 それがわからない人に、人の上に立つ資格なんて、毫もないのです。 幸い、本当に幸いにも、社内に、僕に合う仕事が新設されました。偶然もありましたが、僕の理解者がしてくれた調整の産物でした。 あり得ないことに、かの上司もこの仕事に携わることになったのですが、何しろ僕の得意分野ですから、僕も言いたいことを言って憚りません。 僕はその点で恵まれたので、いま悩みを抱えている人に助言できるかどうかわからないのですが、あきらめてはいけません。いまは何を言われても気休めにしか聞こえないでしょう。「死ぬ勇気があるなら、何でもできるはずだ」と無責任に言う人もあります。それは挫折を知らない、たまたまツイてた人です。 必ず状況は好転します。厚い雲間から光が差すことがきっとあります。そのときは、全力でその光をつかむのです。そうすれば、道が開けるでしょう。 自分は自分。そう言える日が来ます。 いま、僕は周囲と若干の摩擦を起こしつつも、自分をしっかりと押し通すことに努めています。 だから、自分を過大にも過小にも考えていません。 我信ずるところにのみ我が行く手あり。 いまは、そんな心境です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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ボクは職場復帰した時は管理職から降格して他部署に異動させてもらいました。
その後、また管理職に復帰しましたが、やっぱり耐えられなくて、再度、降格異動してもらって今は現場の主任として仕事をしています。 ボクには今のポジションのほうが、精神的にも楽だし、仕事の内容もボクに合っています。 今の会社では^「もう一度管理職に復帰して」なんてことはもう考えていません。 住宅ローンと家族を養うためコツコツと日々働こうと思っています。 お陰様でブログやオークションで楽しめるのでストレスも発散でき、定年後には模型屋&喫茶を開業したなぁと考えるようになり、勉強を始めたところです。 (2010.01.11 01:09:55)
キハ28号さん
真面目な人(冗談じゃなく、僕もそうだと思います)が何の過不足もなく人生を送るのはとてもむずかしいことですよね。「場」に自分をアジャストさせるには、必ずどこかしら、自分を殺す部分が出てきます。 今のキハさんになるまで、いろんな決断と葛藤があったこととでしょう。 僕も、これからは自分を大切にします。必要以上に受け身を取ることでかえって攻撃目標にされる、損な役回りをしてきました。 キハさんのお店、今から楽しみだぁー(笑)。 (2010.01.11 19:04:54)
鬱、大変でしたね。いつかは治る病ですが、本人だけではどうにもならないですよね。ホント、お帰りなさいです。
オイラは妻が鬱になりまして、妻は大変な思いをしました。今となってはって思いますが、買った家の場所に対する適応障害だったのかと。引越したら、あっさりと落ち着きましたし。 周りの人間がどれだけ理解し、協力できるかがものすごく影響すると思います。オイラの場合、住宅売却という決断に至るまで、時間をかけてしまい、今だから言えるけど、ホント申し訳なかったなと。 ぎゅっさんの異動は的確な対処だったのではないかと思います。よい職場に恵まれてよかったですね。 実はオイラもつぶれそうと感じたので過去に異動したのでした。臆病ですから・・・。 (2010.01.13 12:57:10)
HAKKINYANさん
コメントありがとうございました。 奥様も大変でしたね。HAKKINYANさんも、大きな買い物だったと思うので、なかなか踏ん切りがつかなかったこととお察しします。でも、やはり奥様の健康を優先して、正しい選択をされたのですね。 お金がなくても、家を取られても、最後に残るのは人間の絆というか、最終的には家族だけですもんね。 ちょっと寂しい言い方ですが、人には背伸びして届くところと、そうでないところがあるような気がしますよ。 それでも、周囲の接し方次第で、背伸びする気にもなれば、自分を責めはじめることもあります。 いまのところの僕の結論は、白旗は早めに揚げること。 それから、過度の従順はやめて、自分に素直であること。 組織に身を置く人間の利点は、自分が多少間に合わなくても、なんとかなるってことですかね(笑)。 (2010.01.14 18:17:01) |
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