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四十路驀進中の身なので 鏡を見ては、白髪が増えたわ~とか 今までなかったシミ発見!とか なんだこのお腹のぷよぷよは…と 年齢とともに増えてきたありがたくないイロイロが 多々あるわけですが…
近頃のネットのトップニュースの 某有名女優の壮絶劣化! なる見出しに、ちょっとひっかかりました。 まぁ確かに おしなべて女優さんというものはいくつになってもおきれいである。 特に同世代の女優さんが 歳とらないのか?的に変わらないのを見ると はぁ~、と思う。 そりゃ、お手入れやら努力次第で、個人差は出るのだと思う。 でもでも、 でも 人って歳とって 白髪やらシワやら出てくるのは当然では? それを 劣化呼ばわりするってどうなのよ? それって 女性の価値を外見的な美しさや若さにしか認めてないのでは? 歳を取ればシワも白髪も出て 若い子と並べば、そりゃ若さにはかなわないけど 若さを失う代わりに 円熟ぶり、であるとか 大人の色香であるとか(ワタシには欠片もないが) 若いだけでは得られない、何かを身に付けるのでは? 経年を劣化、としか見ない文化はさみしい。 経年がもたらす円熟、熟成に目を向けないでなんとする。 それは 歳とるんだからしゃ~ないがな、と お手入れや努力を放置していい、っていうんじゃなく 経年がもたらすありがたくない変化は 少なくて済むように努力することも大事。 でも、経年を忌むべきこと、としか見ないのではなく 年を重ねたからこそ得られる何か、にも目を向けたいでないの、 と思うわけであります。 私たちは日頃 何かにつけて、 若い子はいいわね、って言ってしまいがちだけど (だって、疲れ知らずだし、お肌はピカピカだし、ねぇ) でも、 逆に若い子が 40代って素敵じゃない? 歳とるのも悪くないんじゃね? と羨むような大人がいっぱいの社会こそが ほんとうの意味で豊かな社会なんじゃないのかな。 *
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