晴れた日にはリネンを干して

昨日、金曜日は

かねてよりダンナに誘われてた立川談春の落語

デリバリー談春なるものを、地元パルテノン多摩で聞いてきました。

せっかくなので、母も誘って3人でのお出かけです。

ダンナと母は落語好き、

私もおかげさまで

渋滞中の車内で散々落語CDを聞かされてはいるものの

生の落語を聞くのは初めて、

昨日のネタ

粗忽の使者、妾馬も聞いたことのない話でしたが

思いっきり笑ってきました。

初めて聞いて言うのもなんだけど

落語、いいです。

もともと映画は映画館派のワタクシですから

ひとつところに集まった赤の他人同士が

同じものに集中する、って、なんかいいと思う。

落語だから、おかしかったら存分に笑っていいし。

昨日聞いた妾馬も

もちろん笑うところいっぱいなのですが

お殿様に見初められてお世継ぎを産んで大出世した妹に

ろくでなしの兄貴がへべれけになりながらも

しんみりと語って聞かせるくだりは

切なくてホロリとくるほどで

さっきまで、あんなに笑ってた場内が

落とした針の音も聞こえそうな、ってこんな感じ？的に

静まり返ってて

高座の上の八五郎の話に聞き入ってる、

その時、あぁ、すごくいいな、と思った。

感動して泣くのって、ストレス解消とかにいいっていうでしょ？

だから恒例元旦映画は

「そして、父になる」が観たかったんだけど

ウチの男衆二人に却下され

正月初涙はお預けでした。

でも、昨日初大笑い＋うるっ、ができてよかったっす。

笑いも涙ほどじゃないけど

なんかセロトニンとか出るらしいし。

45目前にして、新しい世界を知った感じです。

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