カテゴリ:小説
「…ぁ…」 あの時のコトが蘇り、急に恥ずかしくなった。 「…朝日奈」 先生の一つ一つの言葉にドキッとする。 先生と喋ってるだけでおかしくなりそう。 何て死んでも言えない。 「千笑!!早く行こう!!」 グいっと千笑の腕を掴んでトイレへと向う。 「イタイイタイっ!!嘉月っどぉしたの!?」 「ゴメンっ!!この前さぁ~月楯のやろーに怒られてサァ…ちょい逆恨み?みたいな?」 「なにそれぇ~ウケるんだけどぉ」 と、然程面白いことを言ったわけでもないが、あまりにも笑う千笑に逆に腹立たしくなった。 「あんま笑わないでよっ!!ハずい…。ガキみたいじゃんコンなんで逆恨みするなんてさ…」 「ダイジョブじゃない?あたしもあるしぃー」 千笑は語り始めた。 《続く》 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.03.15 14:36:57
コメント(0) | コメントを書く |
|