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カテゴリ:心理・思考
ふしぎなこと。【星の旅 さま】
自分のやっかいな癖の一つに「肯定されるよりも、否定されるほうがしっくりくる」というものがある。 他人から、自分がした何かに対して「すごい」などといわれても、もっとすごい誰かのことなどを思い浮かべたりして、内心で「こんなのたいしたことない」などと、否定している時が結構ある。 それだけならまだしも、酷いときは逆にバカにされているようにさえ、感じてしまったり…。本当にその人は、私のしたことをすごいと感じているだけなのかもしれないのに、なかなか素直に受け取れない。 かといって誰かから、否定されても傷ついたりしないかと言えばそんなことはなくて、むしろずっしりと傷つくのだけど、傷つきながらも、心のどこかで「やっぱり…」などと思ってしまっていることも多い。 幼少の頃から否定されることが多かったせいもあって、褒められることになれていないということもあるのだろうけど、それとは別に、常日頃から何かあるごとに自分を否定してしまっている部分があるのだと思う。そのことが、消極性や諦め、無気力などを生じさせる原因の一つにもなっているのかもしれない。 むしろ逆に、貴方はダメだと言われるほうこそ、束縛になると思うのです。「全く何もできないのよ」、「いいや自分はできるんだ! ちゃんと見てくれよ! ちゃんと評価してくれよ!」 というのがたまっていくように思うのです。こういうの部分は私にもあるのだろうけれど、それ以前に私の場合、「できない」という否定そのものを言い訳として、時には逃げ道としてしまっている部分が、まずあると考えられる。 誰かの否定に反発心を感じることがあるのは、「できない自分」を何処かで認めたくないという部分があるからこそだろうから、そこで出てきた「そんなはずはない、本当はできるはず」を逃げ道や言い訳ではなく、別の方向に向けられればいいように思える。ついつい、否定の評価を否定する、させることとかに向かってしまいがちなのだが…。 ただ、まず、誰かに否定される前に、どこかから否定材料を見つけては落ち込んだり、劣等感を感じたりしてしまう癖を何とかする方が先だろうな。 自縄自縛の一種のような状態におちいっているから、最初になんとかしなくちゃならないのはそこだろう。 もちろん、自分を縛ってしまっている鎖は他にもあるだろうし、それだけで自信が持てるとは思わないけど……。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 6, 2007 02:03:32 AM
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