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カテゴリ:心理・思考
強弱と満足のバランス 【世界は称賛に値するさま】
「強くなりたい」、「もっと強ければ…」などと思うことは多いような気がする。日々の暮らしの中で、自分の弱さに対面させられる機会が多いと感じているせいかもしれない。 「自分は弱い」という自覚があるのだと思う。強い人に対する憧れもあるのだろう。と、同時に、自分の弱さや弱いこと事態を、恥ずべき事と何処かで捕らえている部分があると思う。 ただ、強さを渇望するわりに、自分がなりたい強い人とは…となると、それは完璧超人のようなイメージにすごく近いように思えて、一向に現実味が感じられない。 そもそも私は、強い人と強がっている人の区別がついていないような気がする。どちらも、表面に弱さが見えていないから、ないものと決め付けているのではなかろうか。 いや、それ以前に自分が憧れる「強い人」というのが、本当にいるのかどうかすら、疑わしい。強く見える人、強く見せれる人を、勝手に「あの人は強い」と、思い込んで決め付けているだけなのかもしれないのだし。 それは置いとくとしても、私の場合、弱いとか強いとかいう以前に自分で自分をすり減らして、耐性を落としてしまっているような部分があるようなので、先にそっちを減らしていく方がいいと思っている。少しずつ、考え方、感じ方をずらしたり、修正したりするようにしてはいるつもりだ。 長年しみついた気質でもあるので、なかなか思うようにはいかないのだけど。 あと、自分が憧れているような強さとはまた違うのかもしれないけれど、自分の弱さを認められるというのも、一つの強さなんだろうと思う。 私は自分の弱い所と対面させられる機会が多いわりに、そこからは目をそらし、都合のいいところだけをて見るようにしている気がしている。どれだけ覆い隠して見ないふりしてても、結局は自分の弱い部分がそのまま残っている以上、むしろそのこと自体が弱みにもなりかねないわけで…。 弱さを克服しきれないのなら、いっそ受け入れて認めていくというのも一つのやりかたなのだろうと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 12, 2007 01:27:26 AM
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