|
カテゴリ:心理・思考
私は、どちらかと言えば周囲の人からは、「ぼーっとしている」と、見られがちだろうと思う。
普段から思考や意識があちらこちらに向かいがちだったり、何もないところでつまづきかけたり、床に小銭をぶちまけたりなどいうような失敗談に事欠かないというところから、そう思われるのだろう。 と書くとタイトルと矛盾するようだが、これはそういうことではなかったりする。 ちょっと付け加えると、意識的に「ぼーっとできない」、自分の意思で、「何も考えず、なにもしない」、ということをすることができないということだったりする(なんか、かえってわかりにくくなった気もしなくもない)。 昔から、考えてもしかたのないこと、一度自分で決めたはずのことを、なんどもさいどほじくり返してまた考えてだしてしまうという癖があるせいか、ふと油断すると、そういったことを考えてしまっていることがよくある。 いくらほじくりかえしても、引きずっても悶々とするばかりでいいことはないので、何とかいったん考えるのをやめようとするのだけど、なかなかそれができない。 「ぼーっとする」って、いざやろうと思うと、なんかとても難しく感じる。 仕方ないので、大抵は、別のことをして気を紛らわすことが多い。テレビを流しておいたり、マンガなどを読み返したり、ちょっとしたゲームをしてみたりなど、大抵、ほとんど考えることなく、意識をそっちに向けられそうなものを選ぶ。 重症だと、それでも考え出してしまったりするのだけど、大抵はそれで何とかなる。 でも、トイレとかお風呂の最中だとそういうこともできないので、そのときからまたうじうじ考え出してしまうってことも多い。 なぜか、こういうとき「ほかの事を考えて、気分を紛らわす」というのはあまりうまくいかない。気がつくと、状態が戻っていたりする。 妄想とかでもだめ。こういうときは考えると言うより、被害妄想のようなものに向かってしまうことも多いからかもしれない。 優柔不断とか、自分の考えに自信がないとかいうのも関係するのかもしれないけど、それ以前に、単に気持ちや思考を切り替えるのが下手なだけなのだろうな。 思考とか、感情とかを自分の都合でオン/オフできたら、結構楽かもしれない…などと、妄想じみたことを思ってしまった、今日この頃。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jun 18, 2007 11:22:55 PM
コメント(0) | コメントを書く
[心理・思考] カテゴリの最新記事
|