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昨日は、しとしとと降り続く雨に、大好きなサーフィンも、等々力でのレッズ観戦も諦め、料理や読書で日没を迎えた後、夜になってから久しぶりに近所の映画館に行った。 入院先で偶然同室になって意気投合した大富豪役のジャック・ニコルソンと平凡な自動車修理工役のモーガン・フリーマンが、末期がんと告知され希望を失いかけた人生最後の数ヶ月を人生最高の時間にしようと共に奮闘する、「最高の人生の見つけ方」だ。 片や「4度の結婚は全て失敗したけど仕事との結婚だけは成功」して1代で10億ドルの大企業を築いたカリスマ起業家であり、片や学生結婚してから一家を支える為に油まみれになりながら45年間脇目も降らずに働いてきたマジメな男。 今まで見ず知らずで、生きる世界も全く異なった見ず知らずの他人同士。 そんな二人が、人生で遣り残した事、言い換えれば、どうしてもやってみたかった事を「棺おけリスト」として書き出し、全てを叶える為に世界中を旅していく、基本的には愉快なロード-ムービーだ。 でも、本当に愛おしく大切なものが実は一番近くにある、という事を、小気味良く、嫌味なく、それでいて心の深いところに突き刺してくれた。 そして、泣き笑いの変な顔で映画館を出てくる羽目になった。 久しぶりにいい映画を観た。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.05.14 23:39:18
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