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日本ではいよいよ総選挙なのですね。日本ではきっと、選挙報道一色なんでしょうね。不在者投票ってどうやるんだろう?選挙権を得てからは、必ず投票に行っていたのですが。日本にいる時は知らぬ内情報が吸収出来ていたのだなぁと思います。肌で感じると言うか。外国にいると日々自分で情報を得ようとしないと流れをつかむのが大変です。どの位盛り上がっているんでしょうか?
衆議院選挙が郵政民営化の是非を問うという格好になっていますが、日本の問題はそれだけじゃないんだぞ!!と思うのです。でも一応郵政民営化について私がアメリカで学んだことを交えて書こうと思います。 もしかしたらこう考えている人がいるかもしれません。「民営化すると整理統合が行われて採算性の悪い地域の郵便局がなくなってしまう」、または「民営化すれば国費の無駄遣いを抑えられるのではないか」 ただ、私が言いたいのは日本の郵政民営化は単に日本だけの問題ではないという事です。 IMFとアメリカが郵政民営化を歓迎しているのは周知の事実だと思います。 IMFについては、「競争力効果」ということですが、小泉総理大臣は郵政民営化を事実上対米公約としていますし、度々アメリカから催促されているらしいです。それというのもですね、ブッシュ大統領の支援団体として生命保険団体がいることはいわずもがな今ブッシュ政権ではソーシャルセキュリティを民営化しようとしています。日本と同じようにアメリカでは資金面で大きな問題を抱えていて、その解決策としてソーシャルセキュリティをマーケットで運用しようと考えているのです。その移行期間には何十兆円規模のお金が必要となります。その資金源として日本の郵貯、簡保マネーを狙っているのではないかと考えるむきもあります。 そして既に、Goldman Sachs、The Carlyle Groupといった米大手投資会社から1兆円規模のファンドが生まれています。これも郵政民営化をにらんだ動きだと考えられています。つまりですねー、日本のお金がアメリカに行って利益はアメリカに、ってことらしいです。 アドバンテージについては小泉政権が何億円規模でキャンペーンをしているらしいので今更言う必要もないかもしれませんね。私個人としては、仮に民営化されたとしても肝心な部分は妥協されているような感じがするので表面通り機能しないのではないかというネガティブな予想をもっています。しかも、ほりえもんさん自民から出馬ですかー。庶民の味方ではないのね? 賛成するにしても反対するにしても、良く調べて理由を持つのって大事だと思うのです。まぁ、お金持ちは間違いなく賛成、ですよねー?私は勿論反対です。(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
September 2, 2005 11:16:33 AM
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