子育て談義、かな?
今日は、幼稚園時代の役員を一緒にやったママたちと、同期会?をやりました。たいへんな仕事をみんなで一緒に、という雰囲気だったので、割合仲がよくて今でも一年に一度くらいみんなでランチしてます。いい人たちと組めてよかった幼稚園自体が、子育てに熱心な雰囲気だったせいもあるのですが、集まったママたちもみんな子供を育てることにまじめで、きちんとしている人たち。今回は、集まったほとんどのうちで子供が中学生になったので、自然と話題は進学や将来のことに。とりわけ、子育てに熱心でなににつけフットワークの軽いステキなママがいるのですが、その人が最近行き詰ってるわーという話に・・というのも、そのママは子供の可能性を考えては、一歩どころか二歩も三歩も先走っちゃうのだそう。子供がサッカーしたい、といえば、翌日にはウエアとかそろえ、評判のいいサッカー教室を訪ねるというような具合、かな?よかれと思うと行動するのを止められないんだって。彼女が子供のために、それこそ東奔西走するのを幼稚園の時はずっと見ていたので、その話に激しくうなづいちゃったわ。本当、マメな人なんだよね~ところが、子供が最近はその母の先走りに批判的なんだそうな。いわゆる、子供のためによかれと先回りして、にんじんをぶら下げて走らせようとする姿勢についていけないとだらけるようになっちゃったんだって。子供のヤル気をどうやって引き出すのか、難しいわよねーと別のママもうなづく。また別のママも、いろいろやらせてあげたいんだけど、どこまで手助けするか、しないか、手を出すタイミング、引き際が難しいよ・・と。ほほー、と私は聞くだけ。なにせ私、娘たちに習い事させたり将来を見越してあれやこれや手を打ったり、あまりしていないもんね。私立に行かせてる、ってくらい?まあこれだって、娘が行きたいって言ったからだし。今日のメンツからは、「樹里さんは、あれやこれやとお子さんに期待していなくて淡白だよね」と言われました。そりゃあ私だって、長女が生まれたとき、あれもさせたいこれもさせたい、って夢があったわよーでも長女はあまりにも難しい子で・・人見知りが激しすぎて、お教室なんて文字通り中に入ることもできなかったのよ。泣くわ暴れるわで、とあるお教室からは暗にもう来ないでみたいなことも言われました。お利口で愛想のいいお子さんがほめられているのを見ながら、誰にも「かわいいお子さんね」とも言ってもらったことさえなかった長女に、夢は片っ端からガラガラ崩れ・・・だから私の子育ての一番のポイントは「親の思惑なんて無理。子供がいいと言わなければ、何事もはじまらない」ということに尽きたわ。だから、将来についてあれしろこれしろなんて、子供に先回りして言ったりあまりしてないかも。子供が可愛くなかったわけじゃない。むしろ、すごーくかわいいと思って、大切に育ててきたつもり。だから、放任みたいなこと言われると、ちょっと違うとは思うんだけど。反論も面倒だから、淡白という言葉に、「そうかも」とスルー結構私、凝り性なところあるから、もしかして長女が私のいうことをなんでもよく聞く子だっだら、かなり入れ込んでしまっていたかも。親にそれやられて、かなり苦しんだ経験が私にはあるので、今くらいの距離のとり方とスタンスでいいと思うことにするかなーとなんだか最近はそういう境地?に達してます。ただ、次女についてはもうちょっと、きちんと習い事させてもよかったかと今になって反省は感じますね。性格が違うんだから、もっとあの子には細やかさがあってもよかったかと。つい長女に振り回されてしまい、同じように育ててしまったどんなに手塩にかけても。まじめに育てても。丁寧に接しても。逆に手をかけずにほったらかしでも。ま、「これ」ということのない子育てかもしれなくても。その結果を、目の当たりにするのはずーーーっと先。ヘタすると、親が生きていない時間。親ができることは、その結果のために子供の中に小さな種を蒔くことでしかないのでしょう。みんなの話を聞いていて、フト、思った私でした。